愛の言葉と共に贈られる「1本のバラ(薔薇)」は、ドラマティックなものです。
植物としてのバラは、バラ科バラ属の落葉樹です。
人類の文明の最初期から姿を表すなじみ深い花で、数万の園芸品種が作出されています。
プレゼントによく使われるバラには、本数や状態によって異なる花言葉が付いています。
今回は、「1本のバラ(薔薇)」の花言葉について解説します。
「1本のバラ(薔薇)」の花言葉
「ひとめぼれ」「運命の人」「あなたしかいない」といいます。
「本数が多ければ良いとは限らない」と言いたげな、熱烈な愛の言葉が揃います。
恋の告白やプロポーズに良いでしょう。
ただし、色や品種を充分相手に合わせ、バラのコンディションにも気を使い「厳選した1本」にしないと、単に「ケチで1本しか用意しなかった」思われます。
尚、本数は関係無く、バラの種類や色の花言葉だけを伝えたい場合も、「1本のバラ(薔薇)」が適しています。
「ひとめぼれ」
ひと目会って咲いた一輪の恋の花、そんなイメージから付いた花言葉です。
一目惚れには、「相手の事を知らずに見た目だけで好きになった」というあまり良くないイメージも付きます。
ですが、「第一印象が良い」と言い換えれば、現代でもおかしくはない事です。
人間の視覚は、思っている以上に多くの情報をとらえています。
意識に上がって来るのは、それを取捨選択したものです。
その上で、好意が刺激されたのであれば、信じ良いでしょう。
恋の告白に向く花言葉です。
「運命の人」
運命の人は複数いません。
それを表す花言葉です。
運命が本当に存在するかは検証できません。
人生を2度繰り返して、別ルートを取ろうとしてみるしかありません。
実験の前提条件が無茶です。
結局、あなたがそれを運命と思えば、運命で問題ないという主観的なものです。
プロポーズや、結婚を前提とした恋の告白へ添えるのに向きます。
あなたが一度破局している場合は、「この人は、運命ではない人と結婚出来るのか」と不審がられるため合いません。
「あなたしかいない」
愛する人はたった1人、そしてそれはあなた、そういう意味の1本です。
世の中、誰かにしか出来ない役割はありません。
一方、誰かの替わりになる人はいません。
役割と人そのものを混ぜてしまうと、手放すべきではない人を手放し、後悔する羽目になるのです。
プロポーズに向く花言葉です。
映画の主演俳優のスカウトにも良いでしょう。
複数人へ贈るには向きません。
少なくとも、数年間空けましょう。
まとめ
「1本のバラ(薔薇)」は、インパクトに欠けると思うかも知れません。
ですが、持ち帰りやすく、相手を気遣った贈り物でもあります。
更に花言葉を知れば、決して軽い気持ちではないと気づけるでしょう。
贈り物に心を添えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。