「青春の恋」は若いカップルには特にぴったりな花言葉です。
あるいは若い頃のアツアツな恋心を思い起こさせたい時などにも良いでしょう。
ちなみにかつては青春といえばおおむね22歳頃までの時期のことを指していましたが、今では社会環境の変化により30代も青春に含むことがあるそうです。
「青春の恋」の花言葉を持つ花
「青春の恋」を表現するのに使えそうな花のうち、比較的知名度の高いものや入手性の良いものをご紹介します。
「プリムラ」
プリムラはサクラソウ科サクラソウ属の花のうち、主にヨーロッパにおいて開発、改良された園芸品種を指す言葉です。
代表的な品種群としてはプリムラ・ポリアンサやプリムラ・ジュリアン、プリムラ・マラコイデスなどがあります。
花の色や姿、開花期などは品種によって異なりますが、おおむねカラフルで鮮やかかつ育てやすいという性質を持ち、冬〜春の花壇を彩る花のひとつとして重宝されることも多いです。
プリムラ全般の花言葉は「青春の恋」「青春の始まりと悲しみ」など。
これらは多くのプリムラが寒い時期に咲き始め、夏を待たずに咲き終わってしまうことからきているといわれています。
また品種別の花言葉もあり、プリムラ・ポリアンサには「富の誇り」「無言の愛」、プリムラ・ジュリアンには「青春の喜びと悲しみ」、プリムラ・マラコイデスには「素朴」「気取らない愛」、プリムラ・オブコニカには「しとやかな人」「青春の美しさ」、プリムラ・シネンシスには「永遠の愛情」という花言葉が与えられているそうです。
加えて色別の花言葉もあり、赤のプリムラには「美の秘密」「後援のない功績」、紫のプリムラには「信頼」という花言葉が与えられています。
この中では特に「青春の美しさ」や「永遠の愛情」が「青春の恋」と好相性で使いやすいでしょう。
「青春の恋」と似た花言葉を持つ花
例えばシレネが持つ「青春の愛」やクロッカスや白いライラックが持つ「青春の喜び」という花言葉はかなり似たように使えるでしょう。
また観葉植物の一種であるアグラオネマには「青春の輝き」という花言葉があり、こちらも場合によっては似たように使えます。
まとめ
「青春の恋」という花言葉を持つ花はプリムラです。
品種数が多く、花の色や咲き方のバリエーションも豊富で選り取り見取りなので、贈る相手の好みに合わせやすいという強みがあります。
色合いがビビッドで見た目に華やかなので部屋に飾ったり、花壇に植えたりする花としても良いでしょう。