「遠慮」という花言葉の花は、控えめで謙虚な人に贈り褒めるのに使えます。
少々図々しい後輩や子供の教育として贈り諭す時にも合います。
尚、図々しい人は自分を「遠慮している」と思っているので、きっちり説明しないと伝わりません。
相手の好みの花を選べば、幾らか話は伝わりやすくなるでしょう。
「遠慮」の花言葉を持つ花
「遠慮」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「タツタソウ(竜田草)」
メギ科タツタソウ属の多年草です。
紫色で花弁6枚から8枚の花を上向きに咲かせます。
秋に地上部が枯れて見えなくなり、春に可憐な姿を人の足元で見せる様子から、「遠慮」という花言葉が付いています。
仕事などで、必要に応じて自分の意見を差し控え、チーム全体のために働けるような人へ贈り褒めるのに向く花です。
また、スマホの待ち受けなどにして、時に自分の態度を省みるのも良いでしょう。
「シクラメン」
サクラソウ科シクラメン属の総称です。
花弁が空を向いて咲きますが、茎を見ると曲がっており、花自体は下向きである事が分かります。
外に見せているのは花弁の内側です。
この俯いて照れているような姿から「遠慮」という花言葉が付いています。
他の花言葉は「はにかみ」「内気」「遠慮がちな期待」「疑いを持つ」「きずな」です。
比較的方向性が違う花言葉が混ざっている為、相手や話す内容に合わせて言葉を選びましょう。
他に「遠慮」という花言葉を持つ花には「パンジー」「カエデ(楓)」「アンズ(杏)」があります。
「遠慮」と似た意味の花言葉を持つ花
「遠慮」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「マツタケ(松茸)」
キシメジ科キシメジ属のキノコです。
秋の味覚として有名な高級品ですが、花言葉は意外にも「控えめ」です。
これは、しばしば贈答用として利用される事が由来になっています。
昨今は色々言い回しが変わる事もありますが、ある程度かしこまった場では「よろしければどうぞ」と「控えめ」に差し出される事は共通しているでしょう。
他にも、「謙遜」「慎み」など「遠慮」と意味が近い花言葉は考えられ、花の選択幅は広いでしょう。
まとめ
「遠慮」という花言葉を持つ花は「タツタソウ」「シクラメン」「パンジー」「カエデ」「アンズ」です。
似た意味の花言葉を持つのが「マツタケ」他多数です。
「遠慮」が良いのか、「遠慮」しろという意味なのか、察して貰おうとしても無理です。
きちんと話して伝えましょう。
