「過去」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「過去」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

一般的に「過去」という言葉は過ぎ去った時、昔のことを指します。

これは我々にとって非常に身近な概念ですが、意外なことに「過去」そのものを花言葉に持つ花はありません。

しかし「過去」という言葉に含まれる思い出や後悔、経歴などのニュアンスを表す花言葉を持つ花はたくさんあります。

無論含まれるニュアンスの種類によって使い時や適した相手がまったく異なりますので、使う花はしっかりと吟味したいところです。

「過去」の花言葉を持つ花

「過去」を表現するのに使えそうな花のうち、比較的知名度の高いものや入手性の良いものをご紹介します。

「ハギ」

ハギはマメ科ハギ属の花で、秋の七草のひとつでもあります。

荒れ地や山火事跡などにいち早く生えて赤紫色の花を咲かせるのが特徴で、その美しさは古くから日本人の心をつかんできました。

日本最古の歌集である「万葉集」では、最もよく詠まれた花となっています。

花言葉は「過去の思い出」「思案」「柔軟な精神」「内気」など。

過去の思い出にふけりがちな時や、過去を整理したい時などにはぴったりでしょう。

「紫のクロッカス」

クロッカスはハナサフランとも呼ばれる、アヤメ科サフラン(クロッカス)属の花です。

2〜4月になると黄色や白、紫の花を咲かせるという特徴があります。

非常に貴重なスパイスの原料となることで知られているサフランとは非常に近い仲間の関係にありますが、クロッカスは食用にはなりません。

花言葉は「切望」「青春の喜び」など。

また色別の花言葉もあり、紫色のクロッカスには「愛の後悔」という花言葉が与えられています。

贈り物にするよりは、恋愛に関する後悔に苛まれている時にそばに置く花にする方が良いでしょう。

負の感情を感じるのは辛いですが、それは過去を清算するには必要なこと。

そして紫色のクロッカスはその辛い時期を支えてくれるでしょう。

「過去」と似た花言葉を持つ花

例えばグラジオラスやユーカリ、ライラックには「思い出」、エーデルワイスには「大切な思い出」、ニチニチソウには「楽しい思い出」、ヒガンバナには「悲しき思い出」、スイートピーには「優しい思い出」という花言葉があります。

ある思い出に重点を置いた表現をしたいなら、これらの花は役立ってくれるでしょう。

またバーベナやリンゴには「後悔」、シオンには「追想」「追憶」、ハルジオンには「追想の愛」という花言葉があります。

変わったものですとコルチカムの「私の最良の日々は過ぎ去った」というものも。

楽しかった過去も、苦しかった過去も、今のあなたを支える大切な土台。

そして過去にしっかり向き合い、過去を清算すること、整理することは今や未来を間違いなく明るくします。

まとめ

「過去」に関する花言葉を持つ花としてはハギや紫のクロッカス、グラジオラス、ユーカリ、ライラック、エーデルワイス、ニチニチソウ、ヒガンバナ、スイートピー、バーベナ、リンゴ、シオン、ハルジオン、コルチカムなどが挙げられます。

それぞれ使い所やニュアンスが大きく異なりますので、しっかりとした吟味が必要です。

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