「輝く心」という花言葉の花は、濁りのない澄んだ心を持つ人や、志が高く眩しい人へ贈り、尊敬を伝えるのに向きます。
自分がそうありたいと願い、飾るのも良いでしょう。
どのような輝きを目指すか、花のイメージと合わせれば、より具体的な目標になるでしょう。
「輝く心」の花言葉を持つ花
「輝く心」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「カタバミ(オキザリス)」
カタバミ科カタバミ属の多年草です。
花は黄色い花弁5枚です。
しばしば「クローバー」と混同されますが、「クローバー」は「シロツメクサ」で、花の形が全く違います。
葉は似ているというイメージがありますが、似ているのは3つの小葉がつく構造だけです。
小葉は「カタバミ」がハート型で、シロツメクサは丸く白い筋が入ります。
「カタバミ」は「蓚酸(シュウ酸)」が含まれる事から、真鍮の仏具を磨くのに使われ、これが「輝く心」という花言葉の由来になりました。
他の花言葉は「心で感じる」「輝煌」「喜び」「母親の優しさ」「決してあなたを捨てません」「あなたと過ごしたい」などがあります。
「輝く心」と似た意味の花言葉を持つ花
「輝く心」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「オオケタデ(紅花大毛蓼)」
タデ科イヌタデ属の一年草です。
花は直径4mmほど、紅色の花弁5枚で、茎が見えないほど密に付きます。
遠目には紅色の米粒が付いた穂のように見えます。
かつては民間薬としてウルシかぶれや毒虫に刺された時などに利用され、「マムシの毒を癒す」との俗説もありました。
この性質から付いたのが「汚れない心」という「輝く心」と似た花言葉です。
他に、ハート型の葉からもイメージできます。
他の花言葉は「思いやり」「雄弁」「申し分のない愛らしさ」など、いずれも良い意味です。
「ユーチャリス(アマゾンリリー)」
ヒガンバナ科ユーチャリス属の多年草です。
花は「スイセン(水仙)」と似た姿で、白い花弁が6枚付きます。
花の白さと俯いて咲く姿から、「清らかな心」という「輝く心」とイメージの近い花言葉が付いています。
他の花言葉は「気品」「純真」「天真爛漫」「純愛」「爽快」「清々しい日々」などがあり、どれもイメージが近い良い意味で、贈り物に良いでしょう。
他の花にも「クレマチス」に「心の美しさ」、「ポピー」に「気高い精神」、「ウメ」に「澄んだ心」など、イメージされる花言葉は多く、相手に合わせて使い分けられるでしょう。
まとめ
「輝く心」という花言葉を持つ花は「カタバミ」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「オオケタデ」「ユーチャリス」「クレマチス」「ポピー」「ウメ」などがあります。
目指すイメージと合わせた花を選べば、より具体的な目標になるでしょう。