「モカラ」は人為的に開発されたランです。
花付きが良い、花色が鮮やか、花持ちが良い、高級感があるなどの強みを持ちます。
そのうえ日本でも一年中手に入れることができ、価格も高すぎるということはないので、切り花、ブーケ、ギフト、テーブルフラワーなどとして広く用いられています。
なお「赤いモカラ」は一般的に見られる花色のものなので、特に入手に困るようなことはないでしょう。
「モカラ」は南国気分を感じさせてくれるトロピカルフラワーの一種でもあり、また太陽や情熱などをイメージさせる赤色とトロピカルフラワーは相性が良いこともあってか、むしろ品種の数が少なめなわりによく見かけられるとさえ言えます。
「赤いモカラ」の代表的な品種はアリスタ、ルーシー、ルビーなど。
チャクワンオレンジ(オレンジ色の系統)やロビン(ピンク〜マゼンタの系統)などにも赤にかなり近いものがあります。
「赤いモカラ」の花言葉
「赤いモカラ」の花言葉は「魅惑」です。
また「モカラ」全般の花言葉は「優美」「気品」とされています。
花言葉の由来は、その上品で美しい花の姿です。
それゆえ高級感を演出したいホテルやレストラン、リゾートなどに向いていると言えるでしょう。
また鮮やかな「モカラ」の花のように魅惑的な方へのギフトとしても使えます。
エレガントで魅力的な人間になりたいという願いを込めて飾るのも一つの手。
なお赤以外にも色別の花言葉が存在しており、オレンジ色の花は「優美」、黄色の花は「優雅」、ピンク色の花は「美しい淑女」、紫色の花は「気品」となっています。
「赤いモカラ」の豆知識
「モカラ」という種は1969年、シンガポールにて誕生しました。
姿形の良い洋ランの一種であるアスコセントラム属、ほふく性の着生ランであるアラクニス属、一般的にはビビッドな紫色で知られているバンダ属の3種を掛け合わせて作られた「モカラ」は多くの強みを持つがゆえ今では世界の人気者であり、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、オーストラリアなど多くの国々で栽培されています。
そして日本の市場に出回っているものの多くはこういった国々から輸入されたものです。
一応、日本でも特に温暖な沖縄県では商業栽培が行われています。
まとめ
「モカラ」はランの一種で、花付きが良い、花色が鮮やか、花持ちが良い、高級感があるなどの強みを持ちます。
一年中手に入れることができ、価格も高すぎるものでないこともあり日本においてだけでなく、世界的にも人気。
なお「赤いモカラ」の花言葉は「魅惑」で、「モカラ」全般の花言葉は「優美」「気品」です。
高級感を演出したいホテルやレストラン、上品で魅惑的な方には特にぴったりな花だと言えるでしょう。
