「赤いカトレア」(カトレヤ)は、ラン科カトレア属の赤花品種です。
カトレアは洋蘭の中でも特に有名で、多数の園芸品種が作られています。
中南米原産で、他の植物の樹皮などに貼り付いて生育する着床植物です。
花は花弁が筒状になり、先が大きく広がる咲き方をし、定まった花期はありません。
今回は、「赤いカトレア」の花言葉について解説します。
「赤いカトレア」の花言葉
「成熟した大人の魅力」「優美な貴婦人」「魔力」「魅惑的」などがあります。
「赤いカトレア」固有の花言葉と、カトレアに共通する花言葉を含みます。
どれも強い魅力を感じさせる花言葉で、「洋蘭の女王」とも呼ばれるカトレアらしいものが揃います。
プレゼントに向く他、シックなパーティー会場に飾っても良いでしょう。
「成熟した大人の魅力」
「赤いカトレア」固有の花言葉です。
どっしりとした赤は、若く眩しい勢いとは違う厚みのある力強い魅力を持ちます。
そのイメージに、カトレアの形や香りさを重ねた花言葉です。
大人の魅力溢れる友人や恋人に贈るのに向きます。
艶のある演技を見せる役者へのファンレターに添えても良いでしょう。
スマホの待ち受けにして、魅力ある大人になろうと心がけるのにも使えます。
この花言葉が合わないのは、大きく年上の配偶者や恋人です。
デリケートな話題なので、基本的に年齢の話は気を付けましょう。
昨日気にしなかったとして、今日も気にしない保証はありません。
「優美な貴婦人」
立体感のある柔らかそうなドレスを思わせる姿や芳香から付いた、カトレア全般の花言葉です。
婦人は大人の女性全般、夫人は既婚女性を意味するので、貴婦人なら既婚未婚は問いません。
上品さと優美さを兼ね備えた友人に贈るのに向きます。
恩師や上司など、目上の女性へお祝い事などで贈るのにも合います。
ニュアンスが比較的広いので、極端に怒りっぽい人でないなら、誰にでも合う花言葉です。
「魔力」
こちらもカトレア全般の花言葉です。
思わず惹きつけられ目が離せない、あたかも魔法で操られるような魅力、というイメージから付けられたものです。
魔術に使われたというような、怪しげな由来ではありません。
そもそも、カトレアがヨーロッパ世界に知られたのは19世紀で、園芸品種はその後生み出されたので、魔術や魔女の時代とは実質的に重ならないのです。
魔法のようなテクニックを見せるチームメイトに贈るのに向きます。
魔法と区別が付かないような先端技術を研究する友人にも良いでしょう。
一方、オカルティックな事に極端に影響される人には向きません。
カトレアが何かを起こすというより、その人の心の作用が原因です。
「魅惑的」
様々な色や形で魅惑的なカトレア花の姿からイメージされた花言葉です。
魅力溢れる恋人へ贈るのに向きます。
恋愛のニュアンスが伴うため、会社の異性に対して使うと問題になるので止めましょう。
まとめ
「赤いカトレア」は美しく貴重な花です。
花言葉を知れば、その強い魅力を再認識出来るでしょう。
花をより鮮やかに見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。