「袋撫子(フクロナデシコ)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「袋撫子(フクロナデシコ)」の花言葉とは? 花言葉

「袋撫子(フクロナデシコ)」は、ナデシコ科シレネ属の多年草です。

地中海沿岸原産で、日当たりと水はけが良く、中性の土壌を好みます。

花色はピンクで、開花後に花の根元の萼が袋状に膨らみます。

花期は4月から5月です。

今回は、「フクロナデシコ」の花言葉について解説します。

「袋撫子(フクロナデシコ)」の花言葉

「誘惑」「偽りの愛」「未練」「恋の落とし穴にご注意」などがあります。

不穏な言葉が揃うため、人に贈るにはあまり向きません。

自分の戒めにするなら良いでしょう。

「誘惑」

花の美しさから付いた花言葉です。

思わず興味を惹かれる膨らんだ萼も意味が合います。

魅力があり惹きつけられるような友人へ贈るのに向きます。

この花言葉だけだと意中の相手へのアプローチにも良いのですが、他の花言葉の意味と合わせると難しいでしょう。

「偽りの愛」

同じシレネ属の「ムシトリナデシコ」と共通する花言葉です。

シレネ属の花は、茎や萼が粘液を出し、小さな虫が離れられなくなる事があります。

ピンクでハート型の花弁を付け愛情深そうな姿は、虫をおびき寄せるための見せかけ、という意味で付いた花言葉です。

同じ由来で「裏切り」「罠」という花言葉もあります。

実際には虫が捕らわれるのは事故のようなもので、食虫植物の性質はありません。

蜜だけ吸って受粉に役立たないアリなどを登らせない為と考えられています。

悪い意味の花言葉で、人に贈るようなものではありません。

冗談の意味なら、本命の趣味を隠すため、メジャーな趣味を公表しているごく親しい友人などに贈ると合います。

創作で、何らかの事情で作られた疑似家族のイメージとしても使えます。

「未練」

茎や萼のベタベタした粘液から付いた花言葉です。

別れた恋人に贈るなら意味が合いますが、このご時世良い結果にはなりません。

やめておきましょう。

冗談のニュアンスなら、事情があり一緒に旅行に行けなかった時、旅行先の親しい友人へ贈るメッセージに添付するという使い方はあります。

自宅で育て、自分の中で諦めきれない思い事を託してみる事はできます。

花が咲く頃には、多少は整理が付いているでしょう。

「恋の落とし穴にご注意」

「誘惑」されてその気になったら、実は「偽りの愛」で痛い目にあった。

けれども「未練」はまだ残る。

そんな一連の流れを表した花言葉です。

恋に浮かれる親しい友人へ贈るのに向きます。

この花言葉が合わないのは、友人の恋の相手に本当に問題がある時です。

直接的な表現で警告しましょう。

まとめ

「フクロナデシコ」は華やかで美しい花です。

花言葉を知れば、意外な面にも気が付くでしょう。

花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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