「臆病な愛」はどちらかといえばネガティブな花言葉です。
しかしなかなか勇気が出ない、どうしても恋愛に臆病になってしまうというケースは少なからずあるもの。
その原因としては低い自己肯定感やコンプレックス、過去のトラウマなどが挙げられますが、いずれにせよ行動しなければ結果に繋がらないことは間違いありません。
とはいえ、いつも理想通りに行動できるなら誰も苦労しないもの。
悲しい時に悲しい曲を聞くと癒されるように、「臆病な愛」という花言葉を持つ花はどうにも身動きが取れない時、あなたにひと時の癒しを与えてくれるでしょう。
「臆病な愛」の花言葉を持つ花
「臆病な愛」を表現するのに使えそうな花のうち、比較的知名度の高いものや入手性の良いものをご紹介します。
「アンズ」
アンズはバラ科サクラ属の木です。
その果実は甘酸っぱいフルーツとして知られているほか、その種は杏仁(きょうにん)という生薬として用いられます。
その効能は咳止め、風邪予防など。
また杏仁を粉末にしたもの(杏仁霜)は杏仁豆腐の材料になります。
アンズの花言葉は「臆病な愛」「乙女のはにかみ」「疑い」「疑惑」など。
これらはその花のはにかむような雰囲気や、旧約聖書に登場するリンゴは実はアンズだったのではないかという疑惑からきています。
「シバザクラ」
シバザクラはハナシノブ科フロックス属の花です。
ハナツメクサとも呼ばれます。
人が通らない場所のグラウンドカバーとして利用されることが多く、春にピンクやマゼンタ、白などの花を密に咲かせる様はまるで花のじゅうたんのよう。
羊山公園(埼玉県秩父市)や市貝町芝ざくら公園(栃木県芳賀郡市貝町)などシバザクラの名所として知られる場所も全国各地にあります。
なお、花言葉は「臆病な心」「合意」「一致」など。
これらは花が密集して咲く様からきています。
「臆病な愛」と似た花言葉を持つ花
例えば「臆病」「内気」「恋を疑う」などの花言葉を持つオシロイバナも似たように使えるでしょう。
他にも「臆病な心」「内気」などの花言葉を持つアマリリスや「内気」「はにかみ」などの花言葉を持つシクラメン、「内気」「思案」などの花言葉を持つハギなども似た使い方ができます。
まとめ
「臆病な愛」を表現するのに使えそうな花としてはアンズ、シバザクラ、オシロイバナ、アマリリス、シクラメン、ハギなどが挙げられます。
