「紫の胡蝶蘭」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「紫の胡蝶蘭」の花言葉とは? 花言葉

「コチョウラン(胡蝶蘭)」は贈り物や観賞用として人気が高く、また品種改良も盛んに行われています。

もちろん花のカラーバリエーションも豊富ですが、「紫の胡蝶蘭」は比較的希少性が高いものです。

なお「紫の胡蝶蘭」は大きく2種類に分けられます。

1つは自然に紫色の花を咲かせるもの。

代表的な品種は「満天紅(まんてんこう)」「カシスリボン」などですが、これらはマゼンタに近い、赤みがかった紫色をしています。

一方、特殊な技術で内側から花を染めているものもあり、その中でも紫のものは「パープルエレガンス」と呼ばれています。

こちらは青の成分が強い、落ち着いた紫色をしているのが特徴。

また同じシリーズに水色〜青色をした「ブルーエレガンス」というものもあります。

外側から染めたものとは異なり色の個体差や美しいグラデーションを楽しめますが、世界で日本、アメリカ、オランダ、ブラジルの4か国でしか生産されておらず、また日本においては唯一愛知県の松浦園芸さんのみが生産しているということもあり、希少性はとても高いです。

「紫の胡蝶蘭」の花言葉

一部において「紫の胡蝶蘭」の花言葉は「誠実」「尊敬」とされています。

ただし「紫の胡蝶蘭」は比較的新しい品種であるため、まだ花言葉が付いていないとする見方も多いです。

また「コチョウラン」全般の花言葉は「幸運が飛んでくる」とされています。

これは花が蝶に似ていることからきたものです。

なお色別の花言葉もあり、白のものは「清純」「純潔」、ピンクのものは「親愛」「あなたを愛しています」となっているほか、黄色のものは「活発」「商売繁盛」、青のものは紫と同じ「誠実」「尊敬」とされることがあります。

いずれにせよポジティブなものばかりであるうえ、選択の幅も広いので「コチョウラン」はギフトとして非常に使いやすいと言えるでしょう。

中でも「紫の胡蝶蘭」はビジネスシーンや尊敬する先輩、恩師、師匠などといった相手にぴったりです。

「紫の胡蝶蘭」の豆知識

「紫の胡蝶蘭」のひとつである「パープルエレガンス」は、古希や喜寿といったシーンでもおすすめされています。

古希は70歳、喜寿は77歳のお祝い事であり、これらの祝い色が紫とされているからです。

また特別感や高級感があるということで「紫の胡蝶蘭」が選ばれるケースもあります。

まとめ

「紫の胡蝶蘭」「コチョウラン」の中でも比較的希少性が高いもので、その代表的な品種としては「満天紅(まんてんこう)」「カシスリボン」「パープルエレガンス」など。

特に内側から青みの強い紫に染めた「パープルエレガンス」は希少性が高く、世界でたった4か国でしか生産されていません。

なお「紫の胡蝶蘭」の花言葉は「誠実」「尊敬」とされています。

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