「紫のカーネーション」の花をご存知でしょうか。
地中海沿岸原産、ナデシコ科ナデシコ属の多年草です。
今回は「紫のカーネーション」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「紫のカーネーション」の花言葉
カーネーションは、紫の他にも赤・白・ピンクなどの色があります。
色ごとに花言葉があるのですが、ここでは「紫のカーネーション」の花言葉や由来について、ご紹介します。
「気品」
「紫のカーネーション」の、紫色が由来となっている花言葉です。
紫は、格式の高い色・風格のある色として親しまれています。
「紫のカーネーション」の、上品な美しさそのものを表している花言葉です。
女性らしい意味を持つ花なので、母の日や誕生日の贈り物におすすめです。
「誇り」
「気品」同様、「紫のカーネーション」の、紫色が由来となっています。
紫色は、皇室にゆかりのある色としても知られています。
上品に咲き誇っている「紫のカーネーション」らしい花言葉です。
長い人生を誇りをもって歩んできた、年上の方への贈り物にぴったりです。
「気まぐれ」
「カーネーション」の花は、赤やピンクが定番色です。
どちらの色にもとらわれずに、自由に咲き誇っている「紫のカーネーション」らしい花言葉です。
人と同じことを好まない方へカーネーションを贈りたい時は、紫色を選ぶとよいでしょう。
「紫のカーネーション」の名前の由来
「カーネーション」の花の形が冠に見える事から、戴冠式を意味する「coronation(カーネーション)」という名前がついたと言われています。
冠のように華やかな、カーネーションらしい名前の由来です。
他にも、古代ギシリャ人が山の神にカーネーションの花で作った花冠を捧げていた、という逸話が由来という説もあります。
「紫のカーネーション」の豆知識
「紫のカーネーション」を、母の日にプレゼントされる方も多いと思います。
母の日にカーネーションを贈るという習慣が、日本ではいつから始まったのかをご存知でしょうか。
今からおおよそ100年前の、明治末期から少しずつ浸透し始めたと言われています。
アメリカの教会で行われた母親の追悼式で、娘が出席者全員に白いカーネーションを配ったことがきっかけとなり、「母の日にカーネーションを贈る」という習慣が徐々に広まっていきました。
古くから、カーネーションと母の日には深い繋がりがあったようです。
まとめ
「紫のカーネーション」は、上品な花言葉を持つ花なので、女性に贈る花としておすすめです。
憧れの方にプレゼントしてみるのも良いのではないでしょうか。