「紫のアルストロメリア」は、ユリズイセン科アルストロメリア属の紫色品種です。
「アルストロメリア」は南アメリカ原産で、日本へは大正時代に渡来し、現在は長野県などを中心に鑑賞用として栽培されています。
花は花弁6枚で、そのうち2枚にしばしば縞模様が入ります。
花期は5月から7月です。
今回は、「紫のアルストロメリア」の花言葉について解説します。
「紫のアルストロメリア」の花言葉
「持続」「未来への憧れ」「エキゾチック」「幸運の訪れ」といいます。
アルストロメリア共通の花言葉を含みます。
誰にでも合いそうな良い意味が含まれ、個人への贈り物や多人数を迎える場にも合います。
「持続」
アルストロメリア共通の花言葉です。
アルストロメリアは花持ちが良い花で、切り花にしても10日以上楽しめる事が由来になっています。
困難な仕事にも諦めず打ち込んで達成できる、持続力のある人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、次々に手段を変えて仕事を手早く片付ける人です。
スタイルはそれぞれ、適材は適所に配置しましょう。
「未来への憧れ」
長く持続した作業は、未来への憧れが原動力になります。
そんな繋がりで付いた花言葉です。
未来への憧れや期待に溢れる子供や教え子、開業したての友人などへ贈るのに向きます。
一方、生活習慣病の発覚や事業の失敗など、将来への不安が増した直後の相手を慰めるのには、あまり向きません。
元気付けるなら、タイミングをもう少し、ずらしましょう。
「エキゾチック」
エキゾチックは、ラテン語の「エクソティクス(外来の、外国の)」に由来する言葉で、「異国情緒」とも訳されます。
日本においては、南国風や中東風のイメージに付きますが、ヨーロッパだとオリエンタルなものこそエキゾチックになるという、相対的なものです。
アルストロメリアの、色鮮やかで柄の主張も大きい、南国風の花の姿から付いた花言葉です。
日本人離れした魅力のある人へ贈るのに向きます。
一方、日本人ではない人に対しては、「受け容れられていない」と気を悪くする場合もあるので、合いません。
「幸運の訪れ」
これが、「紫のアルストロメリア」固有の花言葉です。
紫は高貴、つまり上質なイメージがあるとされますが、「未来への憧れ」を更に良いものにすると、この「幸運が確実にやって来る」という意味になります。
何かに挑戦したり、努力している人へ、良い結果がもたらされるよう、応援として贈るのに向く花言葉です。
誰に対しても良い意味で人を選びません。
但し、「棚からぼた餅」を期待して、ぼんやりしている人には贈らない方が良いでしょう。
本人のためになりません。
まとめ
「紫のアルストロメリア」は、シックで美しい花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を一層彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。