「盲目」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「盲目」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「盲目」という花言葉の花は、比喩的なメッセージです。

実際の視覚には関係無く、何かへの注意が払えなくなっているという指摘や、想いの強さの主張になります。

「盲目」の花言葉を持つ花

「盲目」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。

「セントジョンズワート(西洋弟切草)」

オオトギリソウ科オトギリソウ属の多年草です。

黄色い花を6月頃から咲かせます。

「セントジョーンズ」とは「聖ヨハネ」つまり、キリスト教の聖人「洗礼者ヨハネ」を指します。

開花時期が、6月24日の「聖ヨハネの日」周辺である事から付いた名です。

キリスト教に改心し、他の教えを切り捨てるイメージや、同属の「オトギリソウ」にある、一族の掟を盲信したエピソードなどから、「盲目」という花言葉が付きます。

他の花言葉は「迷信」「予言者」「秘密」「恨み」などがあります。

良い意味とは言えませんが、オカルトなどが好きな人には合います。

「盲目」と似た意味の花言葉を持つ花

「盲目」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。

「ブーゲンビリア」

オシロイバナ科ブーゲンビリア属の蔓性の熱帯植物です。

花は白い筒状で、花弁に見えるのは色の付いた苞です。

花色は白から赤、赤から黄色、複色です。

燃えるように鮮やかで、他を全てかすませる赤い花のイメージから、「あなたしか見えない」という花言葉が付きます。

「あなた」以外については「盲目」と言えるでしょう。

比喩的な「盲目」は大抵、何か1点だけ見えている意味で、全く見えない事はあまりありません。

他に「アナナス」「あなたは完璧」「黄色いバラ」「君の全てが可憐」という、相手だけまともに見えていない「恋は盲目」のような花言葉もあります。

「スイセン(水仙)」

ヒガンバナ科スイセン属の総称です。

水辺に咲く白や黄色の花ですが、古代ギリシャ神話に由来話があります。

昔、「ナルキッソス」という美青年が、呪いで自分しか愛せなくなりました。

水に映った自分から離れられず、そのまま衰弱し命を落としたのです。

その後に彼が生まれ変わったのが、「スイセン」です。

このため今でも「スイセン」は、自分の姿が映る水辺を好むのです。

このエピソードから「うぬぼれ」という花言葉が付きました。

自分以外には「盲目」と言えるでしょう。

他の花言葉は「エゴイズム」「片想い」「自尊心」「気高さ」「我欲」「神秘」などがあります。

「盲目」と似た花言葉は他に、「忠誠」「信仰」「愛国心」「家族愛」など、様々です。

まとめ

「盲目」という花言葉を持つ花は「セントジョンズワート」です。

似た意味の花言葉を持つ花は「ブーゲンビリア」「アナナス」「黄色いバラ」「スイセン」などがあります。

比喩的な表現で、必ずしも悪い意味ではありません。

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