大きく立派な花を咲かせる「白い牡丹」は、ボタン科ボタン属の落葉樹の白花品種です。
中国原産で、日本へは奈良時代に渡来しました。
様々な品種があり、真冬に開花する品種もあります。
今回は、「白い牡丹」の花言葉について解説します。
「白い牡丹」の花言葉
「壮麗」「富貴」「誠実」「人見知り」などがあります。
ボタンに共通する花言葉を含みます。
意味にあまり統一性がないため、贈る時は意図を明らかにしましょう。
「壮麗」
壮大で麗しいという意味になり、大ぶりなボタンに共通する花言葉です。
豪胆で美しい友人や恋人へ贈るのに向く花言葉です。
体格が大きい人も意味に合います。
高級マンションの広告イメージにしても良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、大柄な体格を欠点と考えている人です。
褒めちぎって相手の気持ちを変えようという強い意志がない限りは、別の花にしましょう。
「富貴」
「花の王」とも称される立派な姿から、多くの富を持ち貴ばれるというイメージで付いた花言葉です。
事業で成功をした友人へ贈るのに向きます。
事業立ち上げした人に、成功を祈り贈るのも良いでしょう。
創作で王族キャラのイメージにも使えます。
この花言葉が合わないのは、気品に欠ける人です。
富は多少ごまかせますが、品性は金では買えません。
「誠実」
中国では君主に必要な徳を備える者を「君子」と呼びますが、立派な「花の王」ならば当然、基本的な徳の「誠実」は持っています。
言葉にも行いにも嘘がなく、人を欺く事のない人へ贈るのに向きます。
選挙違反をした事がない国会議員候補者の事務所へ飾るのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、特に誠実と言われる理由がない人です。
「誠実ですね」という意味なら、何を根拠に決めつけているのか怪しみ、「誠実になりなさい」なら、あらぬ疑いに気を悪くするでしょう。
「人見知り」
「白い牡丹」固有の花言葉です。
人目を惹く美しさがあるボタンには、「恥じらい」という共通した花言葉があります。
一方、「白い牡丹」は、純真なイメージから、さらに引っ込み思案な「人見知り」になります。
最初は素っ気なかったけれど、打ち解けて情熱的になった恋人へ贈るのに向く花言葉です。
この花言葉が合わないのは、会ったばかりの相手です。
人見知りなところを責めていると思われ、打ち解けるのに一層時間がかかります。
まとめ
その大きさから豪華で圧のあるボタンですが、「白い牡丹」は軽やかな印象を与える事もできます。
花言葉を知れば、更に深く気持ちを伝えられるでしょう。
花に様々な思いを載せられる、花言葉を是非参考にして下さい。