「病んでる」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「病んでる」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「病んでる」という花言葉の花は、自分の辛い状態を皆に伝えたり、自覚なく病み弱った人に自覚させたり慰めたりするために贈る場合などが考えられます。

また、創作で、「ヤンデレ」などのキャラクタの性格イメージとしても合うでしょう。

ネガティブな意味が強い花言葉で、一歩間違えると中傷になってしまうため、基本的には「避けるべき花言葉」として覚えておく事も重要です。

「病んでる」の花言葉を持つ花

「病んでる」を花言葉に持つ花はありません。

「病んでる」に似た意味の花言葉を持つ花

「病んでる」に似た意味の花言葉を持つ花は複数あるため、見ていきましょう。

「ガマズミ」

ガマズミ科ガマズミ属の落葉樹で、白い小花が多数咲き、その後に赤い果実を付けます。

冬にも果実は少し残り、目を惹き続ける事から「私を見て」という、健気な花言葉が付いています。

これだけなら良かったのですが、もう1つの花言葉は「無視したら私は死にます」で、「病んでる」雰囲気が出てしまうのです。

「ガマズミ」だけかというと、「スグリ」にも「あなたに嫌われたら私は死にます」という、よく似た花言葉が付きます。

現実の恋人などに贈っても、良い結果にはならない花言葉で、創作向きです。

恋愛で病みそうな花言葉としては、「アネモネ」「見捨てられた」「クロッカス」「愛の後悔」という花言葉もあります。

「オトギリソウ(弟切草)」

オトギリソウ科オトギリソウ属の、可愛らしい黄色い花で、薬草にもなります。

ですが、「オトギリソウ」には、「恨み」「敵意」「盲信」と、憎しみに凝り固まって「病んでる」ような花言葉が付くのです。

由来になったのは、平安時代の兄弟の伝説です。

鷹匠の一族に生まれた2人は、鷹の傷を治す「薬師草」という秘伝の薬草を使っていました。

ある時、弟がこれを一族以外の者に教えたため、兄が弟を斬り殺してしまったのです。

この凄惨な事件の後、「薬師草」「オトギリソウ」と呼ばれるようになった、というものです。

こちらも、「病んでる」というアピールにはなりますが、良い結果が想像出来ない花言葉でしょう。

オカルト好きなら、喜ぶ可能性はあります。

「アキノキリンソウ(秋の麒麟草)」

キク科アキノキリンソウ属の多年草です。

黄色の、小さく可愛らしい花を咲かせます。

「アキノキリンソウ」には警戒色である黄色や近縁種と間違えやすい姿から「要注意」「用心」という花言葉が付いています。

つまりこの花言葉は「病んでる」人に注意を促し贈るものです。

きちんと治した方が良いという意味で「治療」という花言葉が付く「クズ(葛)」「クサギ(臭木)」「ビワ(枇杷)」「安らぎ」という花言葉が付く「モナルダ」も良いでしょう。

まとめ

「病んでる」という花言葉を持つ花はありませんでした。

似た意味の花言葉を持つ植物として「ガマズミ」「スグリ」「アネモネ」「クロッカス」「オトギリソウ」、対処するニュアンスの「アキノキリンソウ」「クズ」「クサギ」「ビワ」「モナルダ」などがあります。

「病んでる」そのままの意味の花言葉は、中傷になってしまうため、「贈る時、避けた方が良いもの」として覚えておき、創作などで利用するに留めた方が無難です。

タイトルとURLをコピーしました