「甘い誘惑」という花言葉の花は、蠱惑的で心惹かれる恋人へ贈り、愛情を伝えるメッセージになります。
逆に、あなたが誘惑する側として贈り誘うのも良いでしょう。
我慢を揺さぶるような魅惑的な商品の比喩としても使われるため、スイーツショップのディスプレイや、一度座ったら離れられないクッションの商品イメージなどにも合います。
「甘い誘惑」の花言葉を持つ花
「甘い誘惑」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「イベリス(キャンディタフト)」
アブラナ科イベリス属の多年草です。
花弁4枚の小花が集まりますが、外側2枚が長くなっているため、全体的には、花弁が外に向いた1輪の花に見えます。
花色は白から赤、紫です。
乳白色の色味と、やや不揃いな花弁の形から、砂糖菓子をまとめたように見える、という連想で「キャンディタフト(砂糖菓子の房)」という英名が付いています。
お菓子の甘さのイメージで「甘い誘惑」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「初恋の思い出」「こまやかな人情」「心変わり」「無関心」「柔和」と、あまり統一性のない花言葉が付くため、伝える言葉はカードなどではっきりさせた方が良いでしょう。
「甘い誘惑」と似た意味の花言葉を持つ花
「甘い誘惑」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「マンゴー」
ウルシ科マンゴー属の果樹、またはその果実です。
紀元前のインドで栽培が始まったとされる歴史の古い果物です。
一方、日本では、農業害虫のミバエ類が持ち込まれる危険性から長く禁輸品となっており、解禁されたのは1990年代以降です。
このため、一定世代以上には「新しい果物」というイメージが付いています。
甘く香りの良い果実のイメージから「甘いささやき」という花言葉が付きます。
囁くのは当然、誘惑の言葉ですから、近い意味と言えるでしょう。
「イソトマ」
キキョウ科イソトマ属の多年草です。
「星」または「大の字」のような花が、株のいたるところから咲きます。
花色は白から青です。
非常に可愛らしい花ですが、茎を切ると乳液が出て、皮膚をかぶれさせる有毒植物です。
毒の強烈さと、茎が伸びて他に手を伸ばすような姿から、「強烈な誘惑」という花言葉が付きます。
戦略は違いますが、無理に振りほどく事が難しい誘惑という意味で、「甘い誘惑」と近い言葉です。
他の花言葉は「親善」「悔い無き青春」「嬉しい知らせ」「神聖な思い出」と、良い言葉が揃いますが、「猛毒」という花言葉も付くため、台無しです。
しかしながらこれは、「毒に気を付けるように」という、先人の愛情がこもった言葉です。
贈るなら、きちんと伝えましょう。
他にも「誘惑」「魅惑的」「甘い香り」など、近い花言葉が付く花は多いため、相手や状況に合わせて使い分けられるでしょう。
まとめ
「甘い誘惑」という花言葉を持つ花は「イベリス」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「イベリス」「マンゴー」「イソトマ」他多数です。
選択の幅は広いため、TPOに合わせて使い分けられるでしょう。
