「王者の風格」という花言葉の花は、堂々として、その分野で並ぶ者がない実力者へ贈り讃えるのに向きます。
「風格」の方が重要で、実際にどこかの王家の家柄だとしても、落ち着きがなく俗物的な人には合いません。
ある程度演出が含まれるため、本当の性格については気にせず贈ると良いでしょう。
「王者の風格」の花言葉を持つ花
「王者の風格」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「キングプロテア」
ヤマモガシ科プロテア属の常緑樹です。
「プロテア」の語源は古代ギリシャ神話の海神「プロテウス」で、変身能力がある事から、多数品種がある事を指したものです。
花は赤からオレンジの複色で、小花が集まって、直径30cmにも達する巨大な頭花を形成します。
この存在感から「王者の風格」という花言葉が付いたのです。
他の花言葉は「栄光」「豊かな心」「自由自在」で、実力故に堂々と自由に振る舞える人に向きます。
「ボタン(牡丹)」
ボタン科ボタン属の落葉樹です。
花は一重から千重咲きまであり、花色は白から赤、紫、黄色です。
その堂々とした姿を讃え、「百花の王」とも呼ばれる事から、「王者の風格」という花言葉が付きました。
他の花言葉は「富貴」「壮麗」「高貴」「誠実」「恥じらい」で、気品の中に漂う風格というイメージになります。
「王者の風格」と似た意味の花言葉を持つ花
「王者の風格」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「紫のチューリップ」
カラフルな「チューリップ」は、花色で大きく雰囲気が変わる事から、色別に花言葉が付いています。
「チューリップ」の花は「王冠」に喩えられ「名誉」という花言葉が付きます。
「紫のチューリップ」のより高貴なイメージが足された結果付いたのが、「王者の風」という「王者の風格」と一文字違いの花言葉です。
「王者」とは「覇王」と対になる表現で、武力ではなく徳によって支配する君主です。
従って「王者の風」は、徳による支配体制が出来た、高潔で穏やかな国の雰囲気を表します。
他に「王者の風格」と近い花言葉としては「ヨウラクユリ(瓔珞百合)」が「王の威厳」、「スギ(杉)」が「雄大」、「カヤツリグサ(蚊帳吊草)」が「伝統」などを持ちます。
他に「偉大」「威厳」なども含めると、数多くの花が当てはまるでしょう。
まとめ
「王者の風格」という花言葉を持つ花は「キングプロテア」「ボタン」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「紫のチューリップ」「ヨウラクユリ」「スギ」「カヤツリグサ」他多数です。
大仰な言葉のため、厳密に意味が合う人は稀です。
ある程度、相手のキャラ付けに合わせる形で贈っても良いでしょう。
