「献花にオススメできる系」の花言葉を持つ花とは?お勧め花を徹底解説

「献花にオススメできる系」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「献花にオススメできる系」の花言葉を持つ花は、葬儀や墓参、大きな災害の慰霊などの場で、故人へ捧げるのに向きます。

「献花」はキリスト教系の儀式ですが、広めに考えます。

遺族へ贈る労いではなく、故人に向けた別れの言葉である事を意識すると、花に気持ちが一層こもるでしょう。

「献花にオススメできる系」の花言葉を持つ花

「献花にオススメできる系」の花言葉を持つ花について、見ていきましょう。

「白いキク」

キク科キク属の白花品種で、葬儀でも定番の花です。

「ご冥福をお祈りします」という花言葉が、特に献花にオススメ出来る花言葉です。

「白いキク」自体に故人を見送る意味があるというより、高貴で美しい花なので、最後に相応しいという意味で使われ、その後付いた花言葉です。

他の花言葉は「高貴」「高尚」「高潔」です。

どんな関係の相手にも合う、手堅い花です。

「ジニア(百日草)」

キク科ヒャクニチソウ属の花で、「不在の友を思う」という花言葉が付きます。

故人が友人の場合に、特に向いています。

これは、「ジニア」の語源になった「ヨハン・ゴッドフリート・ジン」が早逝した事から付いた花言葉です。

他にも「いつまでも変わらぬ心」「幸福」など、献花向きの言葉が含まれます。

「白いカーネーション」

ナデシコ科ナデシコ属の白花品種です。

「尊敬」「私の愛は生きています」という花言葉で、特に母親へ捧げるのに向きます。

今は母の日の花は「赤いカーネーション」ですが、かつて生前は赤、故人は白、と分けた事から、亡き母へ捧げる花としてのイメージが花言葉にも表れています。

但し、「赤いカーネーション」の花言葉「母への愛」も、十分献花に合います。

「キンセンカ(金盞花)」

キク科キンセンカ属の花で「別れの悲しみ」「さびしさに耐える」という、故人を惜しむ気持ちを伝える花言葉が付きます。

これは、古代ギリシャ神話に由来のある花言葉です。

昔、太陽神アポロンに焦がれるあまり命を失った少年クリムノンが、「キンセンカ」に姿を変えた、というもので、愛する人に手が届かない気持ちがそのまま由来になっています。

「スイートピー」

マメ科レンリソウ属の花です。

卒業式定番の花というイメージから、「さようなら」「優しい思い出」「私を覚えていて」という、柔らかい別れの花言葉が付きます。

悲しみばかりではなく、出来るだけ温かい気持ちで送りたいという献花になります。

他にも、別れを惜しみ、思い出を語るような、献花にオススメ出来そうな花は様々なので、故人の好みなどにも合わせて選ぶと良いでしょう。

プレゼントする際の注意点

献花に向く花と言っても、余程喪主と親しくない限り、葬儀場に持っていくようなものではありません。

花のついた弔電の形で、葬儀場に贈りましょう。

その後、墓前に供える際は、帰りにきちんと片付けましょう。

まとめ

「献花にオススメできる系」の花言葉を持つ花は、「白いキク」「ジニア」「白いカーネーション」「赤いカーネーション」「キンセンカ」「スイートピー」などがあります。

葬儀場に贈る時は弔電として送り、墓前に供える時は片付けを忘れないようにしましょう。

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