「猛毒」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「猛毒」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「猛毒」という花言葉の花は、通常、誰かに贈るような花ではありません。

イメージの悪い花言葉というだけでなく、実際に有毒で人を傷つける性質を警告している場合もあるのです。

特に、ネット販売の場合、店頭のように一言添えてくれる店員さんはいません。

妙に悪い花言葉が気になった時は、性質を調べ、見た目だけで判断しない事も大事です。

「猛毒」の花言葉を持つ花

「猛毒」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。

「シキミ(樒)」

マツブサ科シキミ属の木で、緑がかった白い花を咲かせます。

その後出来る果実は「トウシキミ」、つまり中華料理で使われる「八角」とそっくりですが、有毒です。

その毒性は強く、劇物指定されている唯一の植物です。

この性質から、そのまま「猛毒」という花言葉が付きます。

他の花言葉は「甘い誘惑」「援助する」です。

現実の人間に贈るには合いませんが、創作で甘い言葉で人を破滅させるキャラクタのイメージには向きます。

「イソトマ」

キキョウ科イソトマ属の星形の花です。

茎を切ると乳液が出て来ますが、毒があり触れた皮膚をかぶれさせます。

そこで付いた花言葉が「猛毒」です。

他の花言葉は「強烈な誘惑」「悔い無き青春」「心を開く」「嬉しい知らせ」「優しい知らせ」「親善」です。

食べなくてもダメージがある毒なので、他の花言葉を伝えたい時も、「取り扱い注意」の意味で一緒に伝えると良いでしょう。

「猛毒」と似た意味の花言葉を持つ花

「猛毒」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。

「アカネ(茜)」

アカネ科アカネ属の蔓性の多年草です。

花は緑色で目立ちませんが、根は赤く、草木染めで赤い染料として利用できます。

古くから使われた染料で「あかね色」と言えば、この植物の色の事です。

根は羊が好んで食べるのですが、口もとが赤く染まって、草食なのに肉を貪ったように見える事から、あらぬ疑いというニュアンスで「誹謗」という花言葉が付きます。

「誹謗」とは悪口、つまり言葉の「猛毒」を意味する事から、近い意味と言えるでしょう。

物理的な毒のように目立たない分、ずっと人を傷つけている可能性はあります。

他の花言葉は「不信」「傷」「媚び」「私を思って」です。

これ以外にも「ドクニンジン(毒人参)」「あなたは私を死なせる」「トリカブト(鳥兜)」「あなたは私に死を与えた」など、「猛毒」をイメージさせる花言葉は複数あります。

まとめ

「猛毒」という花言葉を持つ花は「シキミ」「イソトマ」です。

似た意味の花言葉を持つ花は「アカネ」「ドクニンジン」「トリカブト」です。

注意信号として付いて居る場合もあるため、理由を知り、適切に扱いましょう。

タイトルとURLをコピーしました