「決め方」という花言葉の花は、対立する複数の意見を調整する、会議場などのディスプレイに向きます。
意見以外に、強さを決める競技場でも意味は合うでしょう。
場や決める内容に合いそうな、美しい花を飾れば、対立して熱くなった気持ちも少しは和らぐでしょう。
「決め方」の花言葉を持つ花
「決め方」という花言葉を持つ花はありません。
「決め方」と似た意味の花言葉を持つ花
「決め方」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「アブラナ(油菜)」
アブラナ科アブラナ属の2年草です。
黄色い花弁4枚の花をまとまって咲かせます。
油の原料となる「菜種」を採取するのは「セイヨウアブラナ」で、在来種は主に野菜として利用されます。
春先、「アブラナ」が畑で咲き誇る様子が、それぞれ競い合って、誰が1番か決めようとしているように見える事から「競争」という花言葉が付きました。
「決め方」としては、一般的なものでしょう。
「協調性」「調和」という花言葉も付くため、ルールに従った正しい「競争」というニュアンスになります。
他の花言葉は「快活」「財産」「小さな幸せ」「料理」で、料理人の優劣を決めるスタジアムなどに特に向きます。
「ヒヤシンス」
キジカクシ科ヒアシンス属の多年草です。
花色は白から赤、黄色、青です。
こちらの花には「決め方」でも、よりルール化された「ゲーム」「スポーツ」という花言葉が付きます。
これは古代ギリシャが由来の花言葉です。
昔、「ヒュアキントス」という美少年がいました。
その美しさは、太陽神「アポロン」に求愛される程です。
恋人同士になった2人が、円盤投げで遊んでいたところ、風に煽られた円盤がヒュアキントスに当たってしまいました。
駆け寄ったアポロンでしたがもう手遅れで、その流れる血から咲いたのが「ヒヤシンス」だった、というものです。
この円盤投げからの連想で「ゲーム」「スポーツ」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「遊び」「無分別」「初恋のひたむきさ」「悲しみを越えた愛」などがあります。
「アキレア(ノコギリソウ)」
キク科ノコギリソウ属の多年草です。
花色は白から赤、赤から黄色で、小花が集まって傘状に咲きます。
こちらは、物事の決め方として1番大がかりな「戦い」という花言葉が付きます。
花言葉の由来としては、古代ギリシャの「トロイア戦争」の英雄「アキレウス」が、「アキレア」を薬草として使った事が由来です。
他の花言葉としては、「勇敢」「治療」「指導」「悲嘆を慰める」「君の微笑み」「忠実」「隠れた功績」などがあります。
他にも「決め方」をイメージさせる花言葉としては、神頼みなら「タンポポ(蒲公英)」の「神託」、「マーガレット」の「恋占い」、独断の場合「キングプロテア」の「王者の風格」など様々です。
まとめ
「決め方」という花言葉を持つ花はありません。
似た意味の花言葉を持つ花は「アブラナ」「ヒヤシンス」「アキレア」「タンポポ」「マーガレット」「キングプロテア」他様々です。
場に合った花を選ぶ事で、対立の緊張感も多少和らぐでしょう。