「永遠の記憶」という花言葉の花は、喜びにせよ悲しみにせよ、絶対忘れたくない意思を伝えるメッセージになります。
個人へ贈る場合もあれば、記念碑の図案に彫り込んだり、記念樹などの形で植えるという使い方もできます。
「永遠の記憶」の花言葉を持つ花
「永遠の記憶」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「ムギワラギク(麦藁菊)」
キク科ムギワラギク属の一年草です。
「麦藁」の名前の通り、花の花弁のように見える総苞片が、イネ科と同じケイ酸を含んでおり、カサカサした感触があります。
これが、散りにくくドライフラワーにしやすい事から「永遠の記憶」という花言葉が付きます。
同じような性質を持つ「アンモビウム」の別名「カイザイク(貝細工)」の連想で付いた別名が、「テイオウカイザイク(帝王貝細工)」です。
他の花言葉は「永久に」「思い出」「献身」「真実」「いつも覚えていたい」などがあります。
離ればなれになる親友などへ、贈るのに向きます。
但し、その後もSNSで繋がり、記憶がアップデートされる関係の場合、あまり合いません。
「永遠の記憶」と似た意味の花言葉を持つ花
「永遠の記憶」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「カシワ(柏)」
波打つような独特な形の葉を付ける、ブナ科コナラ属落葉樹です。
柏餅の葉としても印象深い樹です。
落葉する時、新芽が出るまで葉が残る事から「愛は永遠に」という花言葉が付きます。
直接子供に伝えられた愛の記憶や教えは、子々孫々まで、永遠に受け継がれていくというイメージです。
他の花言葉は「勇敢」「独立」「自由」「歓待」「愛想の良さ」などがあります。
「エンドウ(豌豆)」
マメ科エンドウ属の野菜または穀類です。
「エンドウ」だけでマメを表すため、「エンドウマメ」は本来の意味としては誤りですが、言葉に時折起こる現象ではあります。
世界最古の農作物と言われており、古代エジプトや古代ギリシャでも栽培の記録が見られます。
歴史の傍らで、人の栄枯盛衰を見守り、時に戦場にも糧食として存在した事から「永遠の悲しみ」という花言葉が付きます。
悲しみも「永遠の記憶」の1つです。
他の花言葉は「いつまでも続く楽しみ」「必ずくる幸福」「約束」などがあります。
他にも「永遠の愛」「私を忘れないで」など、「永遠の記憶」がイメージされる花言葉を持つ花は様々です。
まとめ
「永遠の記憶」という花言葉を持つ花は「ムギワラギク」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「カシワ」「エンドウ」他、様々です。
記憶の種類によって使い分ければ、より伝わり易いメッセージになるでしょう。