「永遠の幸福」という花言葉の花は、ずっと幸せでいて欲しいというメッセージになります。
誰にとっても良い意味ですが、一緒に人生を歩んでいく距離感の配偶者や、自分が最後まで気にし続ける子供に特に合います。
一生枯れないような花だとより説得力が出ますが、扱いやすさも考慮しましょう。
人生は山あり谷あり、今と同じ生活レベルのままとは限りません。
「永遠の幸福」の花言葉を持つ花
「永遠の幸福」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「クラスペディア」
キク科クラスペディア属の一年草です。
花は黄色い小花が綺麗なボール状に集まって咲きます。
これがドラムを叩くバチに見える事から、別名は「ゴールドスティック」です。
花持ちが良く、ドライフラワーにも適しており、長く楽しめる事から付いた花言葉が「永遠の幸福」です。
他の花言葉は「心の扉を叩く」「個性的」で、見た目から付いた言葉が揃い、特に悪い意味はないため、そのまま一緒に伝えても良いでしょう。
他に「フクジュソウ(福寿草)」にも「永久の幸せ」という、かなり近い花言葉が付いています。
「永遠の幸福」と似た意味の花言葉を持つ花
「永遠の幸福」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「マツ(松)」
マツ科マツ属の総称です。
主に常緑の針葉樹で、落葉する品種は稀少なため「落葉松」と呼び分けます。
この常緑の性質から、長寿を表す縁起物とされており、花言葉も「永遠の若さ」「不老長寿」という言葉が付きます。
人間の幸福は、苦しみの回避が9割方です。
「生老病死」に集約される人生の苦しみのうち、半分が回避出来るのですから、かなり「永遠の幸福」に近いと言えるでしょう。
他の花言葉は「勇敢」「同情」「向上心」「慈悲」と良い言葉が並びますが、「かわいそう」という言葉も含まれるため、誤解を与えそうな場合は、どの花言葉のつもりかはっきり伝えましょう。
「キダチアロエ(木立アロエ)」
薬草として利用される「キダチアロエ」は、ツルボラン科アロエ属の常緑の多肉植物です。
「アロエ」には様々な品種がありますが、薬草として利用されるのは主にこの「キダチアロエ」です。
花は紅色で、筒状の花が穂状に付きますが、開花は稀です。
株分けしやすく、子孫に渡るまで薬草として利用出来るというイメージから「永遠の健康」という花言葉が付いています。
世界のあらゆる幸福は、結局自分の身体で感受するしかありません。
健康状態が悪ければ、幸福は大幅に割り引かれてしまいます。
このため「永遠の健康」は、「永遠の幸福」の必要条件と言えるでしょう。
他の花言葉は「万能」「信頼」「苦痛」と、良いものと悪いものが混じりまが、健康維持には多少「苦痛」も必要なので、そのまま伝えても問題ありません。
まとめ
「永遠の幸福」という花言葉を持つ花は「クラスペディア」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「フクジュソウ」「マツ」「アロエ」などです。
寿命の長い植物を選ぶ時は、その後きちんと育てられるかも意識しましょう。
処分するのも嫌なものです。