花言葉といえば美しいフレーズを思い浮かべますが、なかにはホラーめいたものが有るもの。
ひとつの例が花言葉の「死ぬ」です。
悲しい響きに思えますが、心が切れてしまった時に、生き生きと咲いている花を見ていると「がんばろう」と思えることもあります。
生死のことを考えた時、亡くなったあの人に美しい花を贈りたい時に、ぜひ参考にしてみてください。
花のパワーで、明るい日々にしていきましょう。
「死ぬ」の花言葉を持つ花
明るい響きが多い花言葉ですが、反対の意味をもつ花言葉もあります。
「死ぬ」にゆかりのある花を見ていきましょう。
「ヒガンバナ」
お彼岸を過ぎた頃から、ぽつぽつと咲き始めるヒガンバナ。
土手沿いに咲いていることも多く、赤い花火のように見えます。
この世とあの世の結び役として知られている花で、亡くなった方の幸せを願ってくれる清らかな花です。
真っ赤な花びらは魔除けにつなげる作用もあるので「こわい」と思わずポジティブに扱ってみてください。
「キク」
お墓参りの花として有名なキク。
最近ではピンポンマムという、丸い新品種も出ています。
洋風のテーブルに活けても美しく見えるので、昔のことを振り返りたい時におすすめです。
「白いユリ」
供花の定番になっているユリ。
とくに白いユリには、浄化の働きも。
ダークな心を洗ってくれるので、神聖な気持ちになりたい時におすすめです。
「死ぬ」の似た意味の花言葉を持つ花
同じようなニュアンスの花言葉に「慰め」もあります。
白くて可憐なスノードロップが挙げられて、まるで天使の涙のように見えます。
「あなたの死」という別の花言葉もあるので、亡き人の思い出を大切にしたい時に用いてみましょう。
毎年かわいい花が咲くので、年をまたいでも楽しめます。
またイトスギには「哀悼」という、喪にまつわる花言葉もあります。
イトスギはイタリアンサイプレスという別名があって、コニファーに似た樹形をしています。
優しさに満ちた木なので、例えば愛するペットとのお別れを経験して、安らかに旅立ってほしい時につかえます。
あなたを守ってくれるので、毎日が輝きに満ちていくでしょう。
まとめ
人生には晴天の日もあれば、曇りの日もあるもの。
ただ曇りの日も過ごし方しだいで、気持ちよく送れます。
「死ぬ」にまつわる花や木を知って、心の癒しにつなげてみてください。