「柳蘭(ヤナギラン)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「柳蘭(ヤナギラン)」の花言葉とは? 花言葉

蘭でなければ柳でもない「柳蘭(ヤナギラン)」は、アカバナ科「ヤナギラン」属(またはアカバナ属)の多年草です。

花が蘭、葉が柳に似ているとして付いた名前です。

北半球の温帯域や寒地に分布し、国内では本州以北の山地の草地や礫地、山火事の跡などに生育します。

花は直立した茎から枝分かれした茎先の1つずつ連なって咲き、全体としては円錐形に見えます。

花期は7月から9月です。

今回は、「ヤナギラン」の花言葉について解説します。

「柳蘭(ヤナギラン)」の花言葉

「集中する」「焦点」「一心不乱」といいます。

比較的ポジティブな行動をイメージする言葉が主で、イメージが合う相手への贈り物などに向きます。

「勝利」「愛」など他の花言葉を持つ花と合わせ、メッセージを組み立てるのも楽しいでしょう。

「集中する」

花が全体的に円錐形で、下から咲き上がる様子が、頂点に集中していくように見える事から付いた花言葉です。

一方、山火事の跡などに最初に生え、森の第一歩になる「先駆植物(パイオニア・プランツ)」としての性質を持ち、そのような場所には集中して群落を作る様子からも意味が合います。

集中力があり、実力をきっちり発揮出来る人へ贈るのに良いでしょう。

何かやる事があると全力で取り組み、他へ力を配分しないタイプの人にも合います。

この花言葉が合わないのは、色々なものに目移りする人です。

同時進行でも良いのですが、手が止まってしまうなら向きません。

「焦点」

「集中する」に引き続く花言葉です。

あちらが行動なら、こちらは集中する対象を意味します。

人の注目が常に集まるような、華やかでスター性のある人へ贈るのに向く花言葉です。

「焦点」は本来物理用語で、レンズが光を屈折させ集める点を意味するため、レンズを扱う眼鏡店などで働く人にも合います。

この花言葉が合わないのは、目立たないところで良い仕事をする人です。

それに気づき注目しているという意味なら合います。

「一心不乱」

「集中する」「焦点」と由来は同じ花言葉ですが、一層全力で取り組むイメージになっています。

大きな夢や目標に向け、全力で取り組んでいる人へ贈り、応援するのに向きます。

結果として大きな事を成し遂げた人へのお祝いにも良いでしょう。

この花言葉が合いそうで合わないのは、目標は定まっていたけれど、色々回り道をしながらようやく辿り着いた人です。

「一心」はともかく「不乱」が少々違います。

まとめ

「ヤナギラン」は華やかなながら、野性味も持ち合わせた花です。

時として、草むらに紛れ、気付かないかも知れません。

花言葉を知れば、その存在に気付き花を楽しむ事も出来るでしょう。

風景に色を足してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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