「望郷」という花言葉の花は、故郷の友人へ贈り、たまには帰りたい、という気持ちを伝えるメッセージになります。
こういうものを適度に欠かさないると、本当に帰りたくなった時、相手に受け容れる気持ちが湧くものです。
また、現在の友人との宴席に飾り、互いの故郷を話題に一献傾けるのも良いでしょう。
「望郷」の花言葉を持つ花
「望郷」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「サンダーソニア(クリスマスベル)」
イヌサフラン科サンダーソニア属の多年草で、黄色いベル型の花を、多数咲かせます。
「サンダーソニア」の名は、南アフリカに入植したスコットランドの植物学者「ジョン・サンダーソン」に因んだものとされます。
彼が故郷を想う気持ち、または、「サンダーソニア」の立場で、付いた花言葉が「望郷」です。
他の花言葉は「故郷を懐かしむ」「意地っ張り」「励まし」「純粋な愛」「福音」「祝福の音色」「可憐」「愛らしい」などがあります。
故郷に住む、恋人への贈り物に向きます。
「望郷」と似た意味の花言葉を持つ花
「望郷」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「マトリカリア(夏白菊)」
キク科ヨモギギク属のハーブです。
初夏に、白い花を咲かせる事から、「ナツシロギク(夏白菊)」の和名が付いています。
花が寄り集まるように咲く姿から付いた花言葉が、「集う喜び」です。
お盆休みに里帰りして、旧友達と再会する、というイメージになり、「望郷」と近い花言葉です。
他の花言葉は「楽しむ心」「楽しむ」「深い愛情」「忍耐」「寛容」「沈静」「恋路」です。
皆で集まり頑張る、スポーツチームのシンボルに良いでしょう。
「ソバ(蕎麦)」
タデ科ソバ属の一年草です。
日本でお馴染みの麺原料です。
雨の少ない寒冷な場所を好みますが、それが「イネ(稲)」が好む環境と正反対なので、隙間を埋める救荒作物としても利用されました。
縄文時代に既に痕跡があり、5世紀には栽培されていたと考えられます。
日本文化に深く根付いており、現在でも年末に年越し蕎麦を食べる家庭も多いでしょう。
年末に「ソバ」を食べながら、かつてを思い返すという連想で付いた花言葉が「懐かしい想い出」です。
故郷を離れて暮らす人にとっては、「望郷」と同じ意味になるでしょう。
他の花言葉は「喜びも悲しみも」「あなたを救う」「幸福」です。
気分が落ち込んでいる友人と、食卓を囲んで「ソバ」を食べるのも良いでしょう。
他にも「追憶」「追想」など、「望郷」に繋がる花言葉を持つ花は、多くあります。
まとめ
「望郷」という花言葉を持つ花は「サンダーソニア」です。
似た意味の花言葉を持つ花として「マトリカリア」「ソバ」などがあります。
故郷の友人に、帰りたい気持ちを伝えるにも、現在の友人との話題にするにも向く花です。