「暖かさ」という花言葉の花は、春の日射しのように柔らかな暖かさが連想出来る、温かみのある人へ贈り、好意を伝えるのに向きます。
一見温かそうで心の奥は冷たいという人もいますが、内面にこだわり過ぎると、キリがありません。
心の内外どちらかに温かみがあれば問題ないでしょう。
「暖かさ」の花言葉を持つ花
「暖かさ」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「黄色いガーベラ」
キク科ガーベラ属の園芸品種です。
原種は赤ですが、改良する中で作られた色です。
「ガーベラ」は、太陽に向け真っ直ぐ伸びる様子から「常に前進」という共通の花言葉が付きます。
一方、色も形も太陽のような「黄色いガーベラ」には「日光」、そして「暖かさ」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「優しさ」「親しみやすい」「希望」「究極美」「究極の愛」「律儀」です。
身近でありながら、唯一絶対の存在である太陽のイメージになっています。
愛情を注ぐ、唯一無二の家族へ贈るのに向くでしょう。
他に「暖かさ」を花言葉に持つ花として、「赤いユリ」「サボテン(仙人掌)」があります。
「暖かさ」と似た意味の花言葉を持つ花
「暖かさ」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「パンジー」
スミレ科スミレ属の園芸品種です。
黒い柄が特徴ですが、必ずしも付くとは限らず、「ビオラ」との区別もあまりはっきりしません。
これは、多数の品種が今も作られている結果と言えます。
「パンジー」は、「物思い」という、俯き気味の花言葉が付きますが、パッと見た印象としては、草丈の割りに大きな花が元気に自己主張しているようにも見えます。
ここから付いた花言葉が「陽気さ」です。
陽気の良い日は暖かく感じられる事から、「暖かさ」と近い花言葉と言えるでしょう。
他の花言葉は「物思い」「思索」「思想」「思慮深い」「心の平和」「平穏」「片思い」「私を思って」「愛の使者」「純愛」「楽しい思い」「思い出」「遠慮」です。
頭の良い恋人へ愛情を伝えるのに向きます。
これ以外にも「陽気」という花言葉を持つ花は、多くあります。
「ムラサキツメクサ(紫詰め草)」
マメ科シャジクソウ属の花で、赤紫の小花が玉状に集まって咲きます。
これを赤と見て「アカツメクサ(赤詰草)」の別名もあります。
いわゆる「クローバー」の仲間で、牧草地など、明るい日射しの下で咲き乱れる事から、「善良で陽気」という花言葉が付きます。
善良な性格は心が温かい事を指しますから、近い意味と言えるでしょう。
まとめ
「暖かさ」という花言葉を持つ花は「黄色いガーベラ」「赤いユリ」「サボテン」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「パンジー」「ムラサキツメクサ」他多数です。
選択肢は広く、相手のイメージに合わせて、様々な花が選べます。