「明日」という花言葉の花は、相手の未来が良いものであるようにと願い、応援するメッセージになります。
「明日」だけでは良いか悪いか分からないようですが、最悪だと「明日」を迎えられない道理で、基本的には良いニュアンスになります。
とはいえ、やはり言葉が足りないため、他の花と合わせたり、説明を足す事で、「明日」の何に対する話か、はっきりさせると良いでしょう。
「明日」の花言葉を持つ花
「明日」という花言葉を持つ花は、ありません。
「明日」と似た意味の花言葉を持つ花
「明日」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「ヤブコウジ(十両)」
サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑樹です。
花は白かピンクで、その後球形の果実が真っ赤に熟します。
「センリョウ(千両)」などに連なる縁起物とされる植物の1つで、緑の葉を長寿、赤い果実を富に喩えます。
「センリョウ」に比べて果実の数が少ない「ヤブコウジ」なので、身近な小さな幸せという事で付けられたのが「明日」を含む「明日の幸福」という花言葉です。
他の花言葉は「ふくよかな愛」「豊満な愛」で、恋人への愛情表現に良いでしょう。
デート前日、予定を改めて伝えるメッセージに画像で添えても意味が合います。
他に、良い「明日」としては、「アサガオ(朝顔)」に「明日もさわやかに」という花言葉があります。
「ゴジアオイ(キスツス・アルビドゥス)」
ハンニチバナ科ゴジアオイ属の常緑樹です。
花は直径8cm程で、花弁5枚、花色は白から紫です。
火災後に発芽しやすい性質から、「油がセ氏35度から50度で自然発火する」という俗説があり、「明日」を含む「私は明日死ぬだろう」という花言葉が付いています。
勿論、自然発火はデマです。
植物油の発火点はガソリンよりも高く、30度台の自然発火はあり得ません。
同じ30度代が発火点の「黄燐」が、水中保存必須である事を考えれば、どれだけ非現実的かは明らかです。
火種があれば燃えますが、それは「ゴジアオイ」に限りません。
他の花言葉は「憧れ」「人気」「注目の的」で、こちらの意味で贈る場合は、伝える花言葉を明記しましょう。
生花を手に入れることは困難ですが、メッセージに画像添付で送る機会は考えられます。
「アシタバ(明日葉)」
セリ科シシウド属の多年草です。
花は黄緑の花弁5枚で、傘状に集まって咲きます。
葉が野菜として利用されますが、生命力が強く、「今日摘んでも明日芽が出る」という意味で「明日葉」の名が付いています。
この性質から付いた花言葉が「未来への希望」です。
「未来」の1番身近なものが「明日」なので、意味が近いと言えます。
他の花言葉は「旺盛な活動力」で、頑張る人を応援するのに良いでしょう。
他にも「未来」「希望」「期待」など、「明日」と意味が近い花言葉を持つ花は多くあるため、目指す「明日」とイメージを合わせて様々に選べるでしょう。
まとめ
「明日」という花言葉を持つ花はありません。
似た意味の花言葉を持つ花は「ヤブコウジ」「アサガオ」「ゴジアオイ」「アシタバ」他多数です。
目指す「明日」に合わせて花を厳選すれば、良い応援になるでしょう。