支配とは相手を自分の勢力下に置き、意のままに動かせる状態にすることを指します。
また「支配者」とは、支配したり、統治したりする人のことを指す言葉で花言葉で贈るのには少し強い表現ですが、例えば恋焦がれる相手に自分の気持ちを伝える表現と言えなくもないかもしれません。
今回は「支配者」に関連する花言葉について紹介します。
「支配者」の花言葉を持つ花
「支配者」という花言葉を持つ植物はありません。
ただし、「ジャスミン」には「あなたは私のもの」という支配的な花言葉を持っていますし、逆に「ホトトギス(杜鵑草)」には「私は永遠にあなたのもの」という花言葉がつけられています。
「ジャスミン」
モクセイ科ソケイ属の「ジャスミン」には約300種の品種があるとされています。
特にアラビアンジャスミンと呼ばれるマツリカ(茉莉花)とスパニッシュジャスミンと呼ばれるソケイ(素馨)は香りの良さから香料原料として多く栽培されています。
花は白く清楚な花姿をしていますが、香りは官能的なエキゾチックであることから「あなたは私のもの」、「官能的」、「愛想の良い」といった花言葉がつけられました。
「ホトトギス(杜鵑草)」
ユリ科ホトトギス属の「ホトトギス(杜鵑草)」は紫の斑点模様の花が特徴的な植物です。
英名ではヒキガエルのようなユリToad lilyと呼ばれますが、和名では鳥のホトトギスに似ていることから「ホトトギス(杜鵑草)」の名前がつけられました。
8月から11月にかけて長く咲き続ける姿から「私は永遠にあなたのもの」、「秘めた意志」という花言葉がつけられました。
「支配者」に関連した花言葉を持つ花
「支配者」に関連した花言葉を持つ植物に「あなたをつかまえる」という花言葉を持つ「イカリソウ(錨草)」と「私のものになって」という花言葉を持つ「四つ葉のクローバー」があります。
「イカリソウ(錨草)」
メギ科イカリソウ属の「イカリソウ(錨草)」は、日本原産の植物です。
花の形が船の錨に似ていることからこの名前がつけられました。
船を固定するための錨に似た花姿から「あなたをつかまえる」、「あなたを離さない」といった花言葉がつけられています。
「四つ葉のクローバー」
マメ科シャジクソウ属のクローバーのクローバーの葉は3枚のものがほとんどです。
稀に出現する「四つ葉のクローバー」はその希少さから幸運の象徴とされています。
「私のものになって」の他に「幸運」という花言葉もあります。
まとめ
「支配者」という花言葉を持つ植物はありませんが、相手といつまでも一緒にいたいという意味合いの花言葉はいくつもあります。
花言葉を贈る際の参考になさってください。
