「感受性」とは何かを感じ取る力のことをいいます。
誰かに贈るよりは自らの感受性を磨きたい時に向くもので、特に作家、デザイナー、音楽家、カウンセラー、医師、料理人などといった職業の方には良いでしょう。
ギフトに使うなら「他人の気持ちが分かる、思いやりのある子に育って欲しい」などといった願いが込められたものが良いです。
愛するあの人の気持ちをもっと理解したいと願う時にもぜひ。
「感受性」の花言葉を持つ花
「感受性」を表現するのに使えそうな花のうち、比較的知名度の高いものや入手性の良いものをご紹介します。
「オジギソウ」
オジギソウはマメ科オジギソウ属の花です。
ネムリグサ、ミモザと呼ばれることもあります。
触ると葉が閉じるという特徴でよく知られており、理科の時間や図鑑などで目にしたことがある方も多いでしょう。
葉だけでなく花の方もユニークなもので、形はふわふわとした球状、色はピンク、開花期は7〜9月です。
花言葉は「感受性」「敏感」「繊細な感情」など。
育てやすい多年草ですが、日本の寒さには耐えられないので園芸上は一年草として扱われます。
「淡い紫色のフリージア」
フリージアはアヤメ科フリージア属の花です。
ショウブやスイセンに似た花を付けることからアヤメスイセン、ショウブスイセンなどと呼ばれることもあります。
香りが強く生産もしやすい白や黄色のものが切り花としてよく出回っていますが、他に赤、ピンク、オレンジ、紫などのものもあります。
フリージア全般の花言葉は「友情」「感謝」「親愛の情」「期待」など。
また色別の花言葉もあり、淡い紫色のものには「感受性」「豊富な感受性」という花言葉が与えられています。
育てるなら寒さに晒されることのない、日当たりの良い乾燥気味の環境を用意してやると良いでしょう。
「バーベナ」
バーベナはクマツヅラ科クマツヅラ属の花です。
ビジョザクラと呼ばれることもあります。
寒さには弱いですが暑さに強く、真夏の炎天下でも花を咲かせることが可能です。
開花期が5〜11月と長い点も魅力。
花言葉は「感受性」「魔力」「魅力」「あなたの魔法にかけられた」などです。
特にファンタジー作家や占い師などにはぴったりの花だといえるでしょう。
「モレア」
モレアはアヤメ科モラエア属の花です。
日本ではかなりマイナーな花ですがヨーロッパでは古くから親しまれている花で、複数の色を持つ不思議な形の花を付けることが多くあります。
花言葉は「感受性」。
ちなみに花の名前はイギリスの植物学者、Robert Moore氏からきているそうです。
「感受性」と似た花言葉を持つ花
例えば「感じやすさ」という花言葉を持つマンサクは似たように使えるでしょう。
マンサクはマンサク科マンサク属の木で、ユニークな形の黄色い花を付けるのが特徴です。
他には「直感」「ひらめき」「魔力」「神秘」などの花言葉を持っています。
まとめ
「感受性」という花言葉を持つ花としてオジギソウ、淡い紫色のフリージア、バーベナ、モレアなどが挙げられます。
場合によってはマンサクも似たように使えるでしょう。