悲しみに沈む気持ちを分かち合うため、「悲哀」という花言葉を持つ花の贈り物はいかがでしょうか。
今回は「悲哀」を花言葉に持つ花たちをご紹介します。
「悲哀」の花言葉を持つ花
「悲哀」という花言葉を持つ花は数多くあります。
入手しやすいもので「紫のヒヤシンス」「キキョウ」「キンセンカ」などがあります。
また「スカビオサ」には「悲哀の心」という意味がありますので同様に使用することが可能です。
ただし、花によっては別の意味合いの花言葉も併せて持っている場合がありますので、贈り物にする際は念のため他の花言葉も確認した方が良いでしょう。
「紫のヒヤシンス」
すっと伸びた茎を取り巻くように香りのよい小さな花を咲かせる「ヒヤシンス」は赤や白、ピンク、青、紫とカラーバリエーションが豊かで切り花でも鉢植えでも人気のある植物です。
「悲哀」という花言葉は「紫のヒヤシンス」の花言葉で、他に「初恋のひたむきさ」「悲しみを超えた愛」といった意味も付けられています。
花色が変わると別の意味になりますので贈り物の際には注意が必要です。
「キキョウ」
「キキョウ」は秋を代表する花で秋の七草のひとつとしても知られています。
風船のようなつぼみも開花した後の星形の花も愛らしく、有名な武将の紋にも使用されています。
花言葉は「悲哀」の他、「永遠の愛」「変わらぬ愛」「気品」「誠実」といった意味も持っています。
自生種は絶滅危惧種に指定されていますが、園芸種では八重咲のものやつぼみのまま育つものなど様々なバリエーションがあります。
「キンセンカ」
黄色やオレンジの鮮やかな花を咲かせる「キンセンカ」はキク科の植物で冬から春まで長期間楽しむことができます。
朝になると開き夕方にしぼむ特徴を持っており、丈夫で鉢植えでも花壇でも栽培することができます。
花言葉は「悲哀」「献身」「慈愛」「乙女の姿」「別れの悲しみ」「失望」「静かな思い」などです。
-4「スカビオサ」
「スカビオサ」は和名で「マツムシソウ」とも呼ばれ、外側の放射状の花弁と中心部の小花が特徴的な花です。
花色は薄紫、紫、赤、白、ピンク、黄色など優しい色で切り花としても人気があります。
花言葉は「悲哀の心」「私はすべてを失った」「不幸な愛」「未亡人」「叶わぬ恋」「失恋の痛手」などネガティブなものが多く、悲しみに寄り添ってくれる花と言えます。
まとめ
今回は「悲哀」という花言葉を持つ花をご紹介しました。
悲しみに無言で寄り添ってくれる花たちが、きっとあなたの心を慰めてくれるでしょう。