「悲しい思い出」という花言葉の花は、辛い時を共に過ごした友人や家族を慰める贈り物になります。
創作で、回想シーンの雰囲気作りとして描写するのも良いでしょう。
「悲しい思い出」は辛いものである一方、時間で感じ方が変わってくるものです。
「悲しいばかりではなかった」と思える頃には、「大切な思い出」として心に収まってくれるでしょう。
「悲しい思い出」の花言葉を持つ花
「悲しい思い出」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「リコリス」
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の総称です。
赤い「ヒガンバナ」が有名です。
長い雄しべを持つ小花がぐるりと放射状につき、1つの大きな花に見えます。
花色は、白から赤、赤から黄色、紫、青、複色です。
夏に休眠し、地上部分が枯れ、寂しい風景になってしまう性質から「悲しい思い出」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「遠い思い出」「追想」「誓い」「再会」「快楽」「情熱」「深い思いやり」「驕慢な愛」などがあります。
方向性の様々な花言葉が混じる為、思い出の内容などに合わせて一緒に伝えるのも良いでしょう。
他に花言葉に「悲しい思い出」を持つ花としては、「フクジュソウ(福寿草)」があります。
「悲しい思い出」と似た意味の花言葉を持つ花
「悲しい思い出」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「アスフォデル」
ツルボラン科ツルボラン属の多年草です。
円錐形の花穂に、白い小花がずらりと咲きます。
古代ギリシャ神話では、一般の人達が行く冥界に咲く花とされている事から「わが後悔は死ぬまで汝につきまとうであろう」という花言葉が付きます。
忘れられない悲しみや後悔を表しているのですから、「悲しい思い出」になりかけている記憶を表す言葉と言えるでしょう。
他の花言葉は「生涯信じます」「私は君のもの」「慎ましさ」です。
「ソバ(蕎麦)」
和風の麺類として揺るぎない「ソバ」は、タデ科ソバ属の一年草です。
花は白から紅色でまとまって咲き、匂いはあまり良いものではありません。
乾燥や寒さに強いという「イネ」と逆の性質から、救荒作物として利用されました。
食糧不足の辛い状況で人を助けた事から「喜びも悲しみも」「懐かしい思い出」という花言葉が付きます。
この思い出には「悲しい思い出」も間違いなく含まれている事から、近い花言葉と言えるでしょう。
他の花言葉は「あなたを救う」「幸福」です。
他にも「思い出」「悲しみ」など、近い花言葉を持つ花は多くあるため、思い出の内容などに合わせ使い分けるのも良いでしょう。
まとめ
「悲しい思い出」という花言葉を持つ花は「リコリス」「フクジュソウ」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「アスフォデル」「ソバ」他多数です。
選択肢は広いため、思い出の種類などに合わせて使い分けるのも良いでしょう。
