「復縁」という花言葉の花は、別れた恋人や配偶者と関係を再構築したい時のメッセージに向きます。
無論、ある程度話が進んでいる事が前提で、いきなり贈れば迷惑行為です。
再構築出来た後、相談に乗ってくれた友人等へ、報告とお礼を兼ねて贈るのも大事な事です。
さもないと、次の時に「どうせ元の鞘に戻るだけ」と、真面目に取り合って貰えなくなります。
「復縁」の花言葉を持つ花
「復縁」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「クワズイモ(アロカシア)」
サトイモ科クワズイモ属の常緑の多年草です。
花はあまり咲きませんが、咲く時は小花が密集した花穂を包むように黄緑の「仏炎苞」が付きます。
主に、大きな葉を楽しむ観葉植物として利用されます。
葉がハート型に見える事と、大きい葉と丈夫な茎で雨傘として利用出来そうな事から、「雨降って地固まる」「相合い傘」などの連想で、「復縁」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「仲直り」で、ほぼ同じ意味です。
「復縁」と似た意味の花言葉を持つ花
「復縁」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「カモミール」
キク科シカギク属の一年草です。
花は白い一重のキクで、ハーブとして利用されます。
非常に丈夫で、踏まれるなどの物理的ダメージからも回復する事から「仲直り」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「苦難に耐える」「逆境に負けない強さ」「親交」「清楚」「あなたを癒す」で、「復縁」のため苦心している友人を応援する時に、特に向きます。
「スズラン」
スズラン科スズラン属の多年草です。
ベル型の白かピンクの小花を連なって咲かせます。
晩秋から冬にかけて地上部分が枯れ、春に姿を現す性質から「幸福を取り戻す」「幸福の再来」など「復縁」をイメージさせる花言葉が付きます。
他の花言葉は「純粋」「繊細」「優雅」「希望」「意識しない美しさ」「愛の告白」などで、「復縁」が確実になった時に相手へ贈るのに向きます。
但し、毒草である事を深読みする可能性があるので、相手の気持ちが揺れている時は別の花にした方が無難でしょう。
「再来」というニュアンスの花言葉としては「黄色いスイセン」に「もう一度愛して下さい」「私のもとに帰って」などの花言葉があります。
気持ちを伝えるには良いですが、破局の原因は解消しておきましょう。
それがないと話がスタートラインに辿り着きません。
まとめ
「復縁」という花言葉を持つ花は「クワズイモ」です。
似た意味の花言葉を持つ花として「カモミール」「スズラン」「黄色いスイセン」などがあります。
相手の気持ちを考えて贈るイメージがありますが、相談に乗ってくれた友人への感謝は、絶対忘れてはいけません。