「大丈夫」という花言葉の花は、相手の無事を尋ねたり、自分の無事を伝えるメッセージになります。
主に、今すぐ会って具体的なやり取りが出来ない相手という事になるでしょう。
生花よりも画像として贈る場合が多いかも知れません。
一方、日本人は「大丈夫ですか」と尋ねられると、「大丈夫」と返してしまいがちです。
多少言いにくい事を先に花言葉で匂わせ、打ち明けるきっかけにするのも良いでしょう。
「大丈夫」の花言葉を持つ花
「大丈夫」という花言葉を持つ花はありません。
「大丈夫」と似た意味の花言葉を持つ花
「大丈夫」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数ありますので見ていきましょう。
「ミムラス」
ハエドクソウ科エゾホオズキ属の一年草で、漏斗型の花を咲かせます。
花色は白から赤、赤から黄色です。
「ミムラス」の語源は「ミムス(道化)」「ミモ(猿)」、つまり「道化者の猿」で、花の形がそう見えたという由来です。
ここから「笑顔を見せて」という花言葉が付き、「大丈夫ですか」と問いかけるニュアンスになります。
他にも、落ち込んでいる原因がはっきりしている人に、「ヒペリカム」の「悲しみは続かない」、「スノードロップ」「ポピー」の「慰め」など、気遣う意味の言葉を贈れば、気持ちの伝わる贈り物になるでしょう。
「ポーチュラカ」
スベリヒユ科スベリヒユ属の多年草です。
花色は白から紫、黄色、オレンジです。
個々の花は1日で枯れますが、次々に咲き、株としての美しさを保つ事から「いつも元気」という花言葉が付きます。
こちらは「大丈夫ですよ」と、こちらの無事を知らせる花言葉です。
他の花言葉は「無邪気」「自然を愛する」で、特に心配させるような言葉は含まれません。
他に「カモミール」の「逆境に耐える」、「ネモフィラ」の「どこでも成功」、「メランポジウム」の「元気」も、「大丈夫」を伝える花言葉になるでしょう。
「パンノキ」
クワ科パンノキ属の常緑樹です。
果実を調理すると、パンのような食感とジャガイモのような風味があり、食糧として利用出来る事から付いた名です。
木材としても堅牢である事から「豪傑」という、「大丈夫」の語源である「立派な男子」を連想させる花言葉が付いています。
婉曲的に「大丈夫」を伝える為に贈るのも良いでしょう。
まとめ
「大丈夫」という花言葉を持つ花はありません。
似た意味の花言葉を持つ花として「ミムラス」「ヒペリカム」「スノードロップ」「ポピー」「ポーチュラカ」「カモミール」「ネモフィラ」「メランポジウム」「パンノキ」などがあります。
花をよく吟味すれば、コミュニケーションの糸口にもなるでしょう。