「夢心地」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「夢心地」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「夢心地」とは、夢を見ているような、ぼんやりした気持ちを指します。

古くは悪い意味にも使われましたが、昨今は良い意味で使われる事が大半です。

「夢心地」という花言葉の花は、一緒にいると、夢の中にいるかのように浮かれた幸せな気分になる恋人へ贈るのに向きます。

マッサージ器具や、布団をふわふわに仕上げる乾燥機の商品イメージにも良いでしょう。

「夢心地」の花言葉を持つ花

「夢心地」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。

「カスミソウ(霞草)」

花束やアレンジメントの名脇役「カスミソウ」は、ナデシコ科カスミソウ属の花です。

枝分かれした茎先に白かピンクの花を多数咲かせ、結婚式のベールか霧のように見えます。

他色もありますが、通常は着色したものです。

向こうがぼんやり透けて見える様子や、結婚式の浮かれた気持ちのイメージから「夢心地」という花言葉が付きます。

他の花言葉は「切なる喜び」「清らかな恋」「親切」「深い思いやり」「感謝」「感激」「ありがとう」「愛らしい」「無邪気」「清い心」「切なる願い」「幸福」「永遠の愛」「魅力」「純潔」などがあります。

「夢心地」と似た意味の花言葉を持つ花

「夢心地」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。

「カラー(オランダカイウ)」

サトイモ科オランダカイウ属の多年草です。

中央に小花が集まった円柱形の花穂を付け、それをやや包むような仏炎苞が生え、全体として1つの花に見えます。

「カラー」という名は、この形を修道女の「襟(カラー)」に喩えたという説と、古代ギリシャ語の「カロス(美しい)」が元になったという説があります。

花色は白から紫、黄色、緑です。

その美しさから「夢のように美しい」「夢のような恋」という花言葉が付きます。

「夢心地」と近い花言葉と言えるでしょう。

他の花言葉は「素敵な美しさ」「壮大な美」「壮麗」「凜とした美しさ」「清浄」「清純」「歓喜」「愛情」「熱意」「熱血」などがあり、恋人の美しさを熱烈に讃える時などに向きます。

「サギソウ(鷺草)」

ラン科ミズトンボ属の多年草です。

花は白く、花弁の先が細かく裂け、鳥の羽根を連想させる事から「鷺」の名が付いています。

花言葉は「夢心地」の時の考えを表す、「夢でもあなたを想う」です。

これは戦国時代に由来がある花言葉です。

昔、武蔵国世田谷城主「吉良頼康」は、大平出羽守の娘「常盤姫」を見初め、側室としました。

常盤姫は側室になる時、飼っていた白鷺も連れて行きます。

美しい時姫を頼康は気に入り、やがて常盤姫は子供を身籠もりました。

面白くない他の側室達は彼女の悪い噂を流し、頼康はこれを鵜呑みにしました。

立場を失った常盤姫は、ついに自害を決意し、白鷺に父への手紙を託しました。

ところが、白鷺は猟師の手で射落とされ、父である出羽守の手に渡る頃には、全てが終わっていました。

その後、白鷺が落ちた地に、「サギソウ」が生えるようになったといいます。

娘が故郷の父を、父が娘を、白鷺は主人を、想い合う気持ちから付いた花言葉です。

他の花言葉は「繊細」「清純」「無垢」「純真」「芯の強さ」「発展」「名伯楽」「芯の強さ」「神秘」「淡白」「気まぐれ」など、様々なものがあります。

相手のイメージに合わせて添えても良いでしょう。

他にも「夢」「眠り」など、「夢心地」と近い花言葉を持つ花は多くあります。

まとめ

「夢心地」という花言葉を持つ花は「カスミソウ」です。

似た意味の花言葉を持つ花は「カラー」「サギソウ」他多数です。

昨今は比較的良い意味で使われる言葉なので、良い贈り物になるでしょう。

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