「合歓」とは、歓楽を共にするという意味の言葉です。
これを花言葉に持つ花は、関係の深い恋人や夫婦間で、愛情表現として贈るのに向きます。
相手の好みや雰囲気に合わせた花を選べば、より仲が深まるでしょう。
「合歓」の花言葉を持つ花
「合歓」という花言葉を持つ花はありません。
「合歓」と似た意味の花言葉を持つ花
「合歓」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「ネムノキ(合歓木)」
マメ科ネムノキ属の落葉樹です。
花は白から赤へグラデーションがかかった雄しべがブラシのように生えた、印象的な姿です。
花言葉は「安らぎ」「歓喜」で、名前とも合わせると「合歓」の意味に近くなります。
これは、「ネムノキ」が夜になると葉を閉じて垂れ下がるという、「就眠運動」が由来です。
他に「夢想」「想像力」と、比較的統一性のある花言葉が付きます。
「ペチュニア」には「あなたと一緒なら心が安らぐ」という花言葉があり、花言葉だけで「合歓」のイメージが出ます。
「ヨルガオ(夜顔)」
ヒルガオ科サツマイモ属の蔓性の一年草です。
「アサガオ」に似た美しい白い花が夕方に咲き、翌朝に萎むことが、名前の由来です。
同じ由来で「夜」「夜の思い出」「妖艶」という、「合歓」と近いイメージの花言葉が付いています。
近い意味の花言葉としては「ヘメロカリス」の「一夜の恋」「媚態」などがあります。
恋人へ贈り誘うのに、特に向く花言葉です。
「ホウキギ(コキア)」
ヒユ科バッシア属(旧コキア属)の一年草の総称です。
花は黄緑色で目立ちませんが、秋になると鮮やかに赤く紅葉する品種があります。
この細い枝葉が満ちて色づく様子から「夫婦円満」という花言葉が付きます。
また「箒」は、結婚の結納品「高砂人形」の持ち物である事も意味が合います。
「合歓」は「夫婦円満」や一家の繁栄に特に重要なので、関係が深い花言葉と言えるでしょう。
他に「ユリオプスデージー」にも同じ花言葉が付きます。
また「夫婦愛」という花言葉は「ヨモギ(蓬)」と「シナノキ属」全般に付いています。
まとめ
「合歓」という花言葉を持つ花はありません。
似た意味の花言葉を持つ花として「ネムノキ」「ペチュニア」「ヨルガオ」「ヘメロカリス」「ホウキギ」「ユリオプスデージー」「ヨモギ」「シナノキ全般」などがあります。
相手の好みや雰囲気に合わせて贈れば、一層仲が深まるでしょう。