「優しさ」という花言葉の花は、優しく思いやりのある人へ贈ったり、自分が人と接する時の心がけとして、飾っておくのに向きます。
人体への刺激が柔らかな薬や調味料などの商品デザインにも良いでしょう。
「優しさ」は感覚的な印象も大きく影響を受けるため、雰囲気が合う花を選ぶと効果的です。
「優しさ」の花言葉を持つ花
「優しさ」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「フジ(藤)」
マメ科フジ属の蔓性の落葉樹です。
風にも揺れるような、垂れ下がった花穂から「優しさ」という花言葉が付きます。
他に「恋に酔う」「歓迎」「決して離れない」などの花言葉が付いており、優しく接してくれる恋人へ贈るのに良いでしょう。
「エキナセア」
キク科エキナセア属(ムラサキバレンギク属)の多年草です。
パーツはノギクに近いのですが、真ん中の筒状花部分が大きく盛り上がり、特徴的な姿になります。
「優しさ」という花言葉は、原産地で薬草として利用された事が由来です。
他に「健康」「貴方の痛みを癒します」「漂う品格」など、薬草と結びつきの強い花言葉が揃います。
何かしら辛い思いをしている人に、優しさを投げかける時の贈り物に向きます。
市販薬のパッケージデザインにも良いでしょう。
「優しさ」と似た意味の花言葉を持つ花
「優しさ」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「サボテン(仙人掌)」
サボテン科の植物の総称です。
西部劇でテキサスの荒野に、枝分かれしてハニワのようになった「サワロサボテン」が出て来ます。
「サボテン」の花言葉は概ねこの「サワロサボテン」のイメージです。
灼熱の大地に生え、他の動物を育む優しく頼もしい植物という事で、「温かい心」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「枯れない愛」「燃える心」「偉大」で、強く優しい人へ贈るのに良いでしょう。
他に「ハナショウブ(花菖蒲)」にも、「優しい心」という花言葉がつきます。
「タイマツバナ(モナルダ)」
シソ科ヤグルマハッカ属の多年草で、白から赤、黄色の花を咲かせます。
鑑賞用の他、ハーブとしても利用されます。
「ベルガモット」「ワイルドベルガモット」の名で呼ばれる事がありますが、本来の「ベルガモット」はミカン科の植物で、香りが似ているからついているだけです。
ハーブの香りや、松明のような花から暖炉や囲炉裏のイメージで「安らぎ」「柔らかな心」という「優しさ」がイメージ出来る花言葉が付きます。
他の花言葉は「野性的」「身を焦がす恋」「燃える思い」と、かなり情熱的なので、優しく魅力的な恋人への愛情表現に向きます。
「クンシラン(君子蘭)」
ヒガンバナ科クンシラン属の総称、または1品種です。
現在流通している品種は、主に「ウケザキクンシラン(受け咲き君子蘭)」です。
学名の「クリビア」が、「ヴィクトリア女王」の家庭教師だった「シャーロット・パーシー」に由来していたり、「君子」のイメージから、「情け深い」という「優しさ」と意味が近い花言葉が付きます。
他に「幸せを呼ぶ」「誠実」「気高さ」という花言葉が付いており、優しさを教え、人を導くような場面に合うでしょう。
まとめ
「優しさ」という花言葉を持つ花は「フジ」「エキナセア」です。
似た意味の花言葉を持つ植物として「サボテン」「ハナショウブ」「モナルダ」「クンシラン」などがあります。
感覚が重要な言葉のため、イメージの合う花を選びましょう。
