「会いたい」という花言葉の花は、恋人へのデートの誘いや愛情表現として贈る場面が考えられます。
また、カジュアルな誘いとして、メッセージに添付したり、観光地の宣伝に使用するなど、画像としての利用も良いでしょう。
「会いたい」というメッセージは、相手が応じてくれなければ、一方通行で寂しいものです。
好みや状況をよく考えた花で伝えられた気持ちは、相手に伝わりやすいでしょう。
「会いたい」の花言葉を持つ花
「会いたい」という花言葉を持つ花はありません。
「会いたい」と似た意味の花言葉を持つ花
「会いたい」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「ゲッカビジン(月下美人)」
サボテン科クジャクサボテン属の大きな白い花です。
「月下」の名前の通り、1年で一晩だけ咲き、しぼんでしまう事から「ただ一度だけ会いたくて」という花言葉が付いています。
他の花言葉は「強い意志」「繊細」「艶やかな美人」「媚態」などです。
滅多に会えない恋人への熱烈なラブコール、といったイメージなのですが、「儚い恋」という恋の終わりを暗示させる花言葉もあります。
贈る時はどの花言葉の意味か、誤解のないよう、はっきり伝えましょう。
「赤いカーネーション」
ナデシコ科ナデシコ属の「母の日」定番の花です。
西洋の花言葉に「あなたに会いたくてたまらない」という花言葉があります。
他の花言葉は、やはり母の日のイメージ通り、「母の愛」「無垢で深い愛」です。
日本では、どうしても母親宛のイメージが強いため、恋人へ贈るには少々違和感が出てしまいます。
また、母親相手でも、母の日以外に贈る場合「ホームシックなのでは」と心配させる可能性もあるため、意図は明らかにしておきましょう。
近い意味の花言葉で「君にまた会いたい」という花言葉が「ユキハナソウ(雪華草)」についています。
こちらは他の花言葉も「協力を得る」「尊敬」「思慕」などで、恋人や友人にも合います。
「ネリネ(ダイヤモンドリリー)」
ヒガンバナ科ヒメヒガンバナ属(ネリネ属)の多年草です。
古代ギリシャ神話の深海に住む女神達「ネレイデス」から付いた名のため、滅多に会えないという意味で「また会う日を楽しみに」という花言葉が付きます。
他の花言葉は、「幸せな思い出」「忍耐」「箱入り娘」などで、恋人や友人と遊んだ後、帰り際に贈るのに丁度良いでしょう。
デートから帰った後のメッセージに添付しても合います。
別れ際に向く他の花言葉として「ミヤコワスレ(都忘れ)」に「また会う日まで」、「サネカズラ(実葛)」に「また会いましょう」などがあります。
少し捻ったものに「グラジオラス」の「密会」がありますが、これは使いどころが難しいでしょう。
まとめ
「会いたい」というそのままの花言葉を持つ花はありません。
似た意味の花言葉を持つ植物は多く、「ゲッカビジン」「ユキハナソウ」「赤いカーネーション」「ネリネ」「ミヤコワスレ」「サネカズラ」「グラジオラス」などがあります。
相手の良い返事が貰えるような花を、よく選びましょう。