「休息」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「休息」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「休息」という花言葉の花は、仕事や勉強などに頑張っている人へ、「たまには休んで欲しい」という気遣いとして贈るのに向きます。

ゆっくりくつろぎ休んで欲しいという気持ちを込め、ホテルのロビーなどに飾るのも良いでしょう。

一方、「能力がないので、引っ込んでいろ」というメッセージにもなるため、感謝や賞賛する花言葉と合わせると、より通じやすいでしょう。

「休息」の花言葉を持つ花

「休息」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。

「ハマヒルガオ(浜昼顔)」

波打ち際の間近で健気に咲く「ハマヒルガオ」は、ヒルガオ科ヒルガオ属の多年草です。

花は薄ピンクで、同属の「アサガオ」に似た漏斗型です。

砂浜に匍匐性の茎を伸ばして生え広がります。

風で砂が動いて茎が埋まっても枯れず、そのまま地下茎となります。

そして地上へ新しい葉を伸ばし、更に増えていくという逞しい性質があります。

花言葉の「休息」は、立ち上がらない茎の性質から付いたものです。

努力はなかなか伝わらないものです。

他の花言葉は「絆」「優しい愛情」「情事」で、恋人へ贈るのに向きます。

他に「休息」という花言葉を持つ花は「エリカ」「ポピー」です。

「休息」と似た意味の花言葉を持つ花

「休息」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。

「サラセニア(瓶子草)」

サラセニア科サラセニア属(ヘイシソウ属)の食虫植物の多年草です。

筒状の捕虫葉を付け、蜜で中へ虫をおびき寄せます。

内側は滑りやすく、逆毛が生えていて上がれず、落ちた虫は底に溜まった消化液で分解、吸収されるのです。

花言葉は「憩い」で、「休息」と概ね同じ意味です。

虫が休む場所へ入っていくように見えるというのが由来の1つめ、和名の「瓶子」が酒器である事から、一杯やってくつろぐイメージが2つめの由来になります。

他の花言葉は「恋の憩い」「風変わり」「変人」などがあります。

変人扱いを好まない人には、カードなどを使い、伝えたい言葉を限定するか、もっと無難な花を贈りましょう。

「ヒガンバナ(彼岸花)」

ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。

花は赤い小花がぐるりと放射状に咲き、1つの繊細で複雑な花に見えます。

地上部分を枯らして夏を越す性質や、秋のお彼岸の頃に咲くお墓参りのイメージから、「あきらめ」という花言葉が付きます。

「休息」が出来なくなっている人は、「今はここまでで良い」という「あきらめ」が付かない状態です。

自分のこだわりの場合の他、会社の要請の場合もありますが、下り坂の自動車ブレーキのようなもので、いずれ停まれなくなります。

「あきらめ」「休息」と一体的な花言葉と言えるでしょう。

他の花言葉は「また会う日を楽しみに」「独立」「情熱」「想うはあなた一人」「悲しい思い出」「再会」などがあります。

「あきらめ」という花言葉は「ビヨウヤナギ」にも付いています。

他に「休息」に近い花言葉を持つ花として「ミヤコワスレ(都忘れ)」「しばしの憩い」「ハス(蓮)」「休養」などがあります。

まとめ

「休息」という花言葉を持つ花は「ハマヒルガオ」「エリカ」「ポピー」です。

似た意味の花言葉を持つ花は「サラセニア」「ヒガンバナ」「ビョウヤナギ」「ミヤコワスレ」「ハス」などがあります。

悪い意味に解釈される事もある花言葉なので、もう一言、相手の仕事を褒める言葉を足すと、正しく気持ちが伝わるでしょう。

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