見た目も香りも良い「ローズゼラニウム」は、フウロソウ科ペラルゴニウム属(テンジクアオイ属)の常緑樹です。
アフリカ原産で、日本でも戦前から栽培され、現在では鑑賞用やハーブとして流通しています。
花は直径3cmほど、色は白からピンクで濃紫の模様が入ります。
花期は5月から7月です。
今回は、「ローズゼラニウム」の花言葉について解説します。
「ローズゼラニウム」の花言葉
「選択」「恋わずらい」「真実の愛情」「君ありて幸福」などがあります。
良い意味の言葉と、意味深な言葉が混じるため、贈る時は相手によく合うものを選びましょう。
「選択」
「ローズゼラニウム」の花が、複数まとまって咲く事から連想された花言葉です。
鑑賞用やハーブなど用途が多く、選択の幅が広い事もイメージに合います。
香りの良い葉か、見た目の良い花か、という選択でも良いでしょう。
同じ由来で「思いがけない出会い」「決心」という花言葉も付いています。
何かしら要求や質問する時、添えるのに向く花言葉です。
人気のある人へ、恋の告白やプロポーズと一緒に贈り、「自分を選んで欲しい」という気持ちを伝える事も出来ます。
進路選択の幅を増やせるという意味で、学習塾のシンボルにも使えます。
この花言葉を贈るのに合わないのは、相手に選ぶ余地がない選択肢を与えた時です。
無駄なやり取りな上、反感も湧かせてしまいます。
「恋わずらい」
こちらも「選択」と同じ由来で、告白するべきかやめるべきか、と悩む様子を連想した花言葉です。
恋に悩む友人へ贈るのに向きます。
恋わずらいをしていたけれど、思い切ったという意味で、告白に添えても良いでしょう。
この花言葉を贈るのに合わないのは配偶者です。
結婚出来ている以上、「恋で悩む」と言えば浮気にしかなりません。
「真実の愛情」
「ローズゼラニウム」の香りが良く、見なくても存在に気付ける性質を、表向きの事に惑わされない愛情に喩えた花言葉です。
恋の告白や、プロポーズへ添えるのに向きます。
この花言葉が合わないのは、あなたに浮気の過去がある場合です。
飾った言葉を使うほど、相手は「この人は気軽にそういう事を言うのだろう」と、疑念を深めます。
「君ありて幸福」
姿も香りも良く、家にあれば色々幸せな気分を味わえる事から付いた花言葉です。
配偶者へ、愛情表現として贈るのに向きます。
居てくれて良かったと思える子供や友人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、あなたが原因で苦労させたり、迷惑かけたりした人です。
まず謝る以外の選択肢はありません。
まとめ
「ローズゼラニウム」は用途の多い植物です。
花言葉を知れば、更に身近で便利に感じられるでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。