「レウィシア」はスベリヒユ科レウィシア属の常緑多年草で、草丈は10〜20cm、北アメリカ西部の山岳地帯が原産地です。
4月下旬から6月上旬にかけて、ピンク、紫、赤、オレンジ、黄色など暖色系の花を咲かせる「レウィシア」は、葉が多肉質でまるで造花にも見えるような華やかな花を咲かせる特徴があります。
「レウィシア」の花言葉について仮説していきます。
「レウィシア」の花言葉
「レウィシア」は和名でイワハナビ(岩花火)と呼ばれます。
「レウィシア」は山岳地帯、特に山地の岩場に多く見られる花で、岩の間に咲く姿が花火を想起させるということで名付けられました。
学名でもあるLewisia「レウィシア」は、1804年5月から1806年9月にかけてアメリカの大陸横断を成し遂げたルイス=クラーク探検隊の一人であるMeriwether Lewisメリウェザー・ルイスの名前にちなんでつけられたものです。
そんな「レウィシア」の花言葉は「ほのかな思い」、「熱い思い」、「熱い思慕」です。
これらの由来について解説します。
「レウィシア」の花言葉「ほのかな思い」
「レウィシア」は山岳地帯の岩地に花を咲かせる植物です。
栽培用としても販売されていますが、湿気を多く含む日本の気候下では管理が非常に難しい植物の一つとして捉えられています。
野原に咲くのではなく、あえて山岳地帯の岩場という厳しい環境に華やかな花を咲かせる姿に「ほのかな思い」という言葉がつけられたようです。
「レウィシア」の花言葉「熱い思い」「熱い思慕」
和名では花火にも例えられる「レウィシア」ですが、花径は2?3cmとさほど大きくないものの、種類にもよりますが、花びらの数が9?10枚ほどと多く目を引く植物です。
山岳地地帯の岩場という雨が少ない環境下でも生き残れるようにと工夫された葉の形状はロゼット状になっており、わずかな水もしっかり溜め込むことができる構造になっています。
そんな花火に例えられる見た目に「熱い思い」、「熱い思慕」という花言葉が当てはめられたようです。
「レウィシア」の豆知識
原産国であるアメリカでは山野草の一つとして扱われている「レウィシア」ですが、寒さに強く、暑さに弱い性質を持っています。
品種改良によって日本の気候下でも生育しやすい苗も出回ってきてはいますが、ガーデニング初心者には少し難しい植物の一つとなっています。
まとめ
華やかな見た目の「レウィシア」は心に秘めた想いを伝えるのにぴったりの植物です。
贈答の際の参考になさってください。