「ルリヤナギ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ルリヤナギ」の花言葉とは? 花言葉

「ルリヤナギ」はナス科ナス属の常緑小低木です。

葉がヤナギのそれに似ていることからこの名が付きました。

なお分類が示す通り、ヤナギ(ヤナギ科ヤナギ属)の仲間ではありません。

別名は「スズカケヤナギ」「リュウキュウヤナギ」「チョウジカ」「ハナヤナギ」など。

また花は瑠璃色ではなく淡い紫色です。

主に観賞用に栽培される木で、開花期の7〜9月になると枝の上部あるいはてっぺんに花序(かじょ)と呼ばれる花の集まりを付けます。

花の大きさは2. 5cm程度と小さなものですが、1つの花序には20〜50個ほどの花があり、花が咲き誇る様は華やかで賑やかだと評判。

花の形も先が5つか6つに分かれる星形で美しいと評されており、茶花(茶会の席で飾られる花)や切り花としても使われます。

「ルリヤナギ」の花言葉

「ルリヤナギ」の花言葉は「叙情」「胸の痛み」「恋の痛み」です。

ちなみに「叙情(じょじょう)」とは自らの感情を述べ表すこと。

これらの花言葉は一見、恋の痛みや悲しみを訴えかけるようなネガティブなものに見えるかもしれませんが、これらは学名に「安静・鎮痛」を意味する言葉があることからきていると言われています。

ゆえに相手に心の痛みや悲しみをぶつけるというよりは、心の傷を癒す花であると言えるでしょう。

恋に疲れた時、恋に傷ついた時、優しい色合いの「ルリヤナギ」の花はあなたの心に寄り添ってくれます。

「ルリヤナギ」の豆知識

「ルリヤナギ」の原産地は南アメリカです。

分布域はブラジル、アルゼンチン、ボリビア、パラグアイ、ウルグアイなど。

野生下では日当たりの良い池や沼のほとりのような場所でよく見られます。

とても丈夫であまり手の掛からない木ではありますが、栽培する時は耐寒性があまり高くないという点にご注意を。

とはいえ寒さで枯れてしまっても根が生きていれば次の春にちゃんと芽吹きます。

また地下茎でどんどん増えるので、スペースがあまりない、逃げ出されると困るというような場合には鉢植えにするのが良いでしょう。

冬越しも楽になって一石二鳥です。

まとめ

「ルリヤナギ」はナス科の低木です。

名前は葉がヤナギに似ていることからきているものであり、ヤナギの仲間であるというわけではありません。

また花は瑠璃色というよりは淡い紫色。

しかし数十個の花がまとまって咲くことや整った星形をしていることから鑑賞用のほか、茶花や切り花などとしても人気です。

花言葉は「叙情」「胸の痛み」「恋の痛み」

これらは一見ネガティブなもののように思えますが、「安静・鎮痛」を意味する言葉に由来するものであり、むしろ恋に傷ついた心を癒す意味合いが強いものであると言えます。

タイトルとURLをコピーしました