「ルドベッキア」は、キク科オオハンゴンソウ(ルドベキア属)の総称です。
ルドベキアとも呼びます。
北アメリカ原産で、鑑賞用に流通している品種や、特定外来生物として駆除対象になっている品種など様々です。
花は一般的には一重咲きのキクの姿をしていますが、八重咲き品種もあり、色は黄色、茶色、複色、花期は7月から10月です。
今回は、「ルドベッキア」の花言葉について解説します。
「ルドベッキア」の花言葉
「正義」「公正」「あなたを見つめる」などがあります。
良い意味の言葉が揃いますが、解釈の余地があるため、勘違いしない相手に贈るか、意図を正しく伝えましょう。
「正義」
「ルドベッキア」は学名から付いたもので、「オロフ・ルドベック」への献名です。
彼は命名者「カール・フォン・リンネ」のウプサラ大学での師に当たります。
オロフ・ルドベックは、同名の父親と同様に、様々な業績を残した人物で、その人柄から付いたのがこの花言葉です。
正義感に溢れ、間違った事を許さない人へ贈るのに向きます。
この花言葉が向かないのは、目的の為なら間違った手段も厭わない人です。
そこが、正義との分岐点です。
「公正」
こちらもオロフ・ルドベックの人柄から付いた花言葉です。
ウプサラ大学の学長を務めた他、スウェーデンで最も古い王立科学協会の設立にも尽力しています。
その功績から貴族に叙せられてもいます。
「公平性」という花言葉も同じ由来です。
自分の好き嫌いで人の扱いを変える事のない、公平な人へ贈るのに向く花言葉です。
計量が公正であるという意味で、量り売り駄菓子屋のシンボルにも合います。
この花言葉が合わないのは、ルールを悪用する人です。
ルールを無視するのは論外ですが、ルールを守っているだけでも、公正とは言えません。
「あなたを見つめる」
大きな花に、見開いた瞳のような印象がある事から付いた花言葉です。
同じ由来で「励まし」という花言葉も付いています。
恋人への愛情表現として贈るのに向きます。
家族に対しても良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、恋の告白の時です。
昔は一途な想いを表す良い意味でしたが、現在では「監視している」と思われやすく、嫌悪感を抱かれる可能性が高い花言葉です。
まとめ
「ルドベッキア」は、存在感のある立派な花です。
花言葉を知り、興味を深めれば、一層イメージが膨らむでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。