「リアトリス」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「リアトリス」の花言葉とは? 花言葉

「リアトリス」はキク科ユリアザミ属の多年草です。

北アメリカ原産の花で、ネイティブ・アメリカンはこれを薬草として利用していましたが、現代日本においては主に観賞用に栽培されます。

茎の先に花序(かじょ)と呼ばれる花の集合体を付けるのが特徴で、花序の形によって「槍咲き」「玉咲き」の2種類に大別されます。

このうちより一般的なのは槍咲きの方で、その花序は円柱型です。

一方、玉咲きの方では花のひとつひとつが互いに離れているので、茎の先に玉のような花が多数付いているように見えます。

なお開花期は6〜9月。

夏を彩る花のひとつであると言えるでしょう。

花の色は紫、ピンク、白などです。

「リアトリス」の花言葉

「リアトリス」の花言葉は「長すぎた恋愛」「燃える思い」「向上心」です。

「長すぎた恋愛」は、その花の咲き方に由来するものだと言われています。

「リアトリス」の花は花序の先の方のものから咲くのですが、花序が長いがゆえに下の方の花が咲く頃には上の方の花は終わってしまっているということもよくあり、全ての花が同時に咲くところはなかなか見られません。

とはいえ、今では全ての花が同時に咲くように改良された品種もあるようです。

また「燃える思い」「向上心」は、その花序が熱く燃え上がっているような雰囲気を醸し出していることからきています。

その様子ゆえか、英語では「Blazing star(燃え上がる星)」と呼ばれることも。

ともあれ花言葉を込めたギフトにするなら、「長すぎた恋愛」より「燃える思い」「向上心」の方がずっと使いやすいでしょう。

受験や資格試験を控えている人や、どうしても成功させなければならない仕事を抱えている人、意欲と伸びしろがある人などに贈るにはぴったりです。

「リアトリス」の豆知識

「リアトリス」の主な品種は4つあります。

「リアトリス・スピカータ(キリンギク)」「リアトリス・ピクノスタキア(ユリアザミ)」「リアトリス・スカリオサ(マツカサギク)」「リアトリス・リグリスティリス(タマザキキリンギク)」です。

「リアトリス・スピカータ」は最も一般的な品種で、槍咲き型の代表的な系統。

お店などで単に「リアトリス」と表記されていた場合、ほぼこの品種のことを指すと考えて良いでしょう。

また「リアトリス・ピクノスタキア」は花序が非常に長い槍咲き系で、その花序は時に草丈の半分以上の長さになることがあります。

一方「リアトリス・スカリオサ」は玉咲き系。

花があまり密にならないという特徴があります。

「リアトリス・リグリスティリス」は他の品種より少しコンパクトな玉咲き系。

耐寒性も耐暑性も強く、丈夫で育てやすいという性質があります。

まとめ

「リアトリス」はキク科の多年草です。

長い花序が特徴的な花で、鑑賞用に栽培されています。

開花期は6〜9月で、花の色は紫、ピンク、白。

花言葉は「長すぎた恋愛」「燃える思い」「向上心」です。

「長すぎた恋愛」は少し使いづらいでしょうが、「燃える思い」「向上心」は受験や資格試験などを控えている方にぴったりでしょう。

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