「ラグラス(バニーテールズ)」はイネ科ラグラス(ウサギノオ)属の地中海沿岸原産の植物です。
ドライフラワーとしても人気の植物で、庭でも簡単に育てられるほか、自生しているものを道端で目にすることもできます。
今回は「ラグラス(バニーテールズ)」の花言葉について解説していきます。
「ラグラス(バニーテールズ)」の花言葉
「ラグラス(バニーテールズ)」はウサギノオ(兎の尾)、ラビットテイルなどとも呼ばれています。
「ラグラス(バニーテールズ)」の見た目は名前が示すとおり、茎の先端につける柔らかな穂はまさにウサギの尻尾のように見えます。
ラグラス(lagurus)の名前もギリシャ語で野兎(lagos)の尾(oura)からきています。
「ラグラス(バニーテールズ)」は草丈が40?60cmほどの背の高い品種は5cmほどの穂がつき、20?40cmほどの矮性種には3cmくらいの穂がつきます。
どの品種も一株に50本くらいの花、穂がつき、栄養状態により株の大きさは異なりますが、「ラグラス(バニーテールズ)」の株がこんもり茂っている様を楽しむことができます。
そんな「ラグラス(バニーテールズ)」の花言葉は「はずむ心」、「豊穣」、「幸運」です。
これらの由来について説明します。
「ラグラス(バニーテールズ)」の花言葉「はずむ心」
「ラグラス(バニーテールズ)」の柔らかな穂がウサギの尾に見えることは先述したとおりです。
この穂が風に揺れる様は、まるでウサギの尾が弾んでいるようにも見えます。
そんな軽やかな見た目から「はずむ心」という花言葉がつきました。
「ラグラス(バニーテールズ)」の花言葉「豊穣」
「ラグラス(バニーテールズ)」は一つの株からたくさんの花、穂をつける植物です。
このたくさんの花をつける様から「豊穣」という花言葉はつけられました。
また、ウサギは決まった繁殖期がなく一年を通じて繁殖できること、また1回の出産で4?8羽産むことから多産の象徴とされています。
ウサギに例えられる「ラグラス(バニーテールズ)」に「豊穣」の花言葉がつけれたのもウサギの性質によるところもあるようです。
「ラグラス(バニーテールズ)」の花言葉「幸運」
ウサギは多産の象徴でもあり、世界中の多くの地域で幸運を呼び込む動物であるとされています。
ウサギの尾のように見える「ラグラス(バニーテールズ)」をウサギと同一視して「幸運」という花言葉がつけられたようです。
「ラグラス(バニーテールズ)」の豆知識
「ラグラス(バニーテールズ)」はドライフラワーとしても人気の植物です。
自然乾燥させるだけでもドライフラワーになりますが、乾いたものに着色剤を使って色をつけたものもリースの花材などとしてよく用いられています。
まとめ
「ラグラス(バニーテールズ)」は見た目も花言葉も幸せなイメージの植物です。
贈答の際の参考になさってください。