「ヤブニンジン」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ヤブニンジン」の花言葉とは? 花言葉

「ヤブニンジン」はセリ科ヤブニンジン属の多年草です。

葉がニンジンのそれに似ていることと、やぶによく生えていることからこの名が付きました。

またニンジンの名が付いていますが、根が食用にされることはありません。

しかし新芽や若い葉がおひたしや天ぷらにされることがあるそうです。

加えて根は和藁本(わこうほん)という生薬に加工されることがあるそうで、頭痛や鼻炎、腰痛、腹痛などに効果的であるとされています。

花は白い小さなもので、4〜5月になると茎の先に線香花火のようにまとまって付くという性質を持ちますが、あまり目立ちません。

両性花と雄花の2種類があり、両性花のみが棒状の果実を付けます。

「ヤブニンジン」の花言葉

「ヤブニンジン」の花言葉は「喜び」とされていますが、なぜこのような花言葉がついたのかということについては分かっていません。

花言葉はポジティブで広い範囲で使える無難なものではあるものの、一般的な観賞用の花と比較するとちんまりしていて派手さに欠けるためか、観賞用に栽培されたり、市場にて販売されたり、ギフトとして贈られたりということはほぼないようです。

「喜び」という花言葉を持つ花は他にもあるので、花言葉を込めたギフトを贈りたいならそちらを選ぶ方が無難でしょう。

そういった花としては、例えばシネラリア(サイネリア)などがあります。

「ヤブニンジン」の豆知識

「ヤブニンジン」は日本においては北海道、本州、四国、九州に、海外では朝鮮半島、台湾、中国、ロシア、インドなどに分布しています。

薬用に、食用にと使い道の多い種ではありますが、少なくとも日本では「利用可能な雑草のひとつ」という位置づけであり、積極的に栽培されることはありません。

しかし薬用植物であることから、一部の植物園でもその姿を拝むことができます。

またニンジンの名が付いていますが、野菜としておなじみのニンジンはセリ科ニンジン属であり、「ヤブニンジン」とは近い仲間の関係にあるというわけではありません。

まとめ

「ヤブニンジン」はセリ科の多年草です。

薬用にも食用にもなる種で、4〜5月になると小さく白い花を咲かせます。

花言葉は「喜び」

花に観賞価値が認められていないためか観賞用に栽培されることはないようですが、花言葉自体はポジティブで汎用性のあるものではあります。

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