「ヤナギトラノオ(柳虎の尾)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ヤナギトラノオ(柳虎の尾)」の花言葉とは? 花言葉

黄色い花穂が可愛らしい「ヤナギトラノオ(柳虎の尾)」は、サクラソウ科オカトラノオ属の多年草です。

北半球の寒帯に分布し、国内では本州と北海道の山地の湿地に生育します。

地下茎で這い広がり、花は黄色い小花を多数穂状につけ、花期は6月から7月です。

今回は、「ヤナギトラノオ」の花言葉について解説します。

「ヤナギトラノオ(柳虎の尾)」の花言葉

「有望」といいます。

「ヤナギトラノオ」の湿地に生える性質から付いた花言葉です。

汚れた泥の中から生えながら、泥の色を全く想像させず、むしろ太陽を思わせる、黄色く色鮮やかな花を咲かせます。

それは、コネもなく下からのたたき上げで出世街道を駆け上る、才能ある将来有望な新人を思わせます。

新卒社員の入社式などへ飾るのに向く花言葉です。

直接有能さが見え隠れする新人に贈るのも良いでしょう。

成績が上向き始めた教え子にも向きます。

目立った才能は目に付かなくても、期待を込めて子供に贈っても合います。

デビューしたてのアイドルへのファンレターにも良いでしょう。

開業後急激に業績を伸ばしている会社の敷地に植えるのにも向きます。

この花言葉が合わないのは、能力はあっても周囲と険悪な新人です。

彼が有望さを証明するのは、他の会社に移った後になり、あなたの会社の利益にはならないでしょう。

それが惜しいのであれば、まずは人間関係を改善させましょう。

一方、能力は今ひとつながら、周囲と大変仲良く出来ている新人については、意味が合います。

会社はチームで仕事をする事が多く、社内で良好な関係を築ける素質は、それ自体がスキルと言って差し支えありません。

「ヤナギトラノオ(柳虎の尾)」の豆知識

「ヤナギトラノオ」の名は、同属のオカトラノオと似た形の、穂状でこんもりとして虎の尾を思わせる花が咲き、葉はやや細長く柳の葉のようである事から付きました。

同じように「トラノオ」を名に持つ植物には、「サンスベリア」があります。

サンスベリアは和名を「千歳蘭(チトセラン)」と言いますが、花は「ヤナギトラノオ」と全く似ていません。

これは細長い葉に横縞があり、虎の尻尾を思わせる事から付いた名です。

平たい葉の質感は虎の尾とは違いますが、柄はかなり似て見えます。

まとめ

「ヤナギトラノオ」は、特徴的で可愛らしい花です。

花言葉を知れば、より興味が深まるでしょう。

花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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