「メコノプシス」はケシ科「メコノプシス」属の総称です。
ヨーロッパに1種、他はアジアに分布し、チベットなどの高山または低温域に生育します。
花は様々な色がありますが、「ブルーポピー」と呼ばれる青が特に有名で、花弁は通常4枚です。
今回は、「メコノプシス」の花言葉について解説します。
「メコノプシス」の花言葉
「深い魅力」「恋の予感」「神秘的」「憩い」などがあります。
恋愛を感じさせる良い意味の言葉が多く、恋人への贈り物に向きます。
恋人以外には誤解を与える場合があるので、意図は正しく伝えましょう。
「深い魅力」
雄しべが密集した花は、人をじっと見つめる大きな瞳のよう。
そんなイメージから付いた花言葉です。
同じ由来で「果てない魅力をたたえる」「底知れなぬ魅力をたたえた」という花言葉も付いています。
見た目の美しさだけでなく、人生の厚みもあり、底の知れない恋人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、若く真っ直ぐで魅力的な人です。
もっと深みを持てという助言だとしても、持とうと思って持てる魅力でもありません。
「恋の予感」
こちらもじっと見つめるような花から付いた花言葉です。
目と目が合うのが恋の始まり、というイメージです。
目が合うのは、双方が気にして相手を見ている証拠なので、ただの気のせいという事でもありません。
恋の告白に添えて贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、配偶者です。
別の人を好きになりかけている、という意味に受け取られ、トラブルになりかねません。
「神秘的」
複雑な形は自然の神秘を感じさせ、特に青い「メコノプシス」は、吸い込まれるような雰囲気があり、更にイメージと合います。
あまり私生活を明かさず、ミステリアスで神秘的な雰囲気を持つ人へ贈るのに向きます。
占いや神話など、神秘的な趣味を持つ人にも良いでしょう。
一方、現実主義で神秘のような曖昧な事を好まない人には向きません。
「憩い」
ケシの花言葉と共通します。
古代ギリシャ神話において、女神「デメテル」が、さらわれた娘の「ペルセポネ」を探し疲れ果てた時、眠りに誘い疲れを癒したのがケシでした。
一緒にいると気持ちが安らぐ人へ贈るのに向く花言葉です。
ゆったり過ごせる喫茶店などに飾るのも良いでしょう。
まとめ
「メコノプシス」は複雑で美しい花です。
花言葉を知れば、更に美しさが際だって感じられるでしょう。
花を一層鮮やかに見せる、花言葉を是非参考にして下さい。