「ミムラス」はハエドクソウ科エゾホオズキ属の一年草です。
北アメリカ原産で、園芸用に流通しています。
花は漏斗形で、色は白から赤、または複色で、花期は4月から7月です。
今回は、「ミムラス」の花言葉について解説します。
「ミムラス」の花言葉
「笑顔を見せて」「おしゃべり」「静かな勇気」「援助の申し出」といいます。
良い意味とそうでもない意味が含まれ、あまり統一性がないため、贈る時は意図をきちんと伝えましょう。
「笑顔を見せて」
「ミムラス」は属名に含まれる「ミムラス」がそのまま付いた名前です。
これはラテン語の「ミムス(道化者)」「ミモ(猿)」を合わせた名で、花が道化る猿の顔に見えたのが由来とされています。
気分が落ち込んでいる人へ、慰めるために贈るのに向く花言葉です。
笑顔が魅力的な人や、周囲を笑わせる人でも意味は合います。
「おしゃべり」
こちらも属名から、「道化者」のイメージで付いた花言葉です。
サーカスの「クラウン」はパントマイムが基本で喋りませんが、昔の「宮廷道化師」は、むしろジョークで人を笑わせたり、王の代理で交渉するタイプの役職でした。
話し好きで場を賑やかにしてくれる人へ贈るのに向く花言葉です。
音声ガイダンス付きの電化製品の商品イメージにも向きます。
この花言葉が合わないのは、話す内容が人の悪口ばかりの人です。
注意のために贈っても、たっぷり尾ひれが付いてあなたの悪口として広まるだけです。
距離を取りましょう。
「静かな勇気」
「ミムラス」からは精油が作られ、その香りで気分を和らげてくれる事から付いた花言葉です。
積極的に活力を付けるものではありませんが、前に進む気持ちにはなるというイメージです。
「気の弱さ」という花言葉も近い良いで付いています。
表にはあまり見せないけれど、正義感を持つ人へ贈るのに向きます。
「援助の申し出」
この花言葉は、「ミムラス」の精油を作る時、大きな援助が行われた事が由来とされています。
誰かへ援助を申し出る時に添えるのに向く花言葉です。
一方、援助して欲しい時にも意味は合います。
この花言葉が合わないのは、二度目の援助を求める時です。
貸し借りが繰り返されるなら良いですが、借りてばかりになる時は、信頼感が大きく損なわれる事を理解しましょう。
まとめ
「ミムラス」は賑やかで可愛らしい花です。
花言葉を知れば、可愛いばかりではない一面にも触れられるでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。