歌でも扱われる「ミズバショウ(水芭蕉)」は、サトイモ科「ミズバショウ」属の多年草です。
海外ではロシア、国内では北海道、本州に分布し、山地から亜高山帯の湿原などに生育します。
花は円柱状の穂を作り、それを包むように白い仏炎苞が生え、1つの花に見えます。
歌で夏のイメージが付いていますが、花期は4月から5月です。
今回は、「ミズバショウ」の花言葉について解説します。
「ミズバショウ(水芭蕉)」の花言葉
「美しい思い出」「変わらぬ美しさ」といいます。
いずれも美しく良い意味で、思いを共有する人への贈り物などに向きます。
逆に初対面の人には向きません。
絶滅危惧種のため、人に贈る際は栽培個体や画像に限り、野生個体を採取するのはやめましょう。
「美しい思い出」
「ミズバショウ」は、昭和の流行歌『夏の思い出』において、「尾瀬高原」の風景として印象的に歌われています。
発表当時も大流行しましたが、「長く親しまれている歌曲」として後の音楽教科書にも掲載されたため、更に後の世代にも伝わりました。
歌詞の中で語られる思い出、または、曲を知った若い頃になぞらえた花言葉です。
思い出を共にする友人や親しい人へ贈るのに向きます。
綺麗に写真や動画が残せる高画質カメラが付いた、スマホの宣伝イメージにも使えます。
「ミズバショウ」を見に行き、一時美しい思い出に浸るのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、過去に辛い事があり、整理出来ていない人です。
思い出にするには、思い出さない時間が必要です。
「変わらぬ美しさ」
しばしば思い出と共に語られる「ミズバショウ」が、今も同じ姿で美しく咲く事から付いた花言葉です。
出会った頃の美しさを、今も保つ友人や配偶者へ贈るのに向きます。
丈夫で傷が滅多につかない塗装剤の商品イメージにも良いでしょう。
町並みを保全し、昔の風景を残す都市計画書類にあしらっても意味が合います。
スマホの待ち受けにすれば、自分の美しさを保てるよう、健康を心がけるきっかけにもできます。
この花言葉が合わないのは、変わる事で美しくなった人です。
「努力を認めないのか」「別の人と間違えているのでは」と、不機嫌にさせるだけで、褒め言葉になりません。
まとめ
「ミズバショウ」は風景と合わせて、特に美しい花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。