「ポインセチア」という花をご存知でしょうか。
「ポインセチア」は、メキシコが原産であり、トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑低木です。
原産国であるメキシコでは、聖夜の意味を持つ「ノーチェ・ブエナ」という花名で呼ばれています。
日本には明治時代に伝わり、赤い顔を持つ伝説の動物である猩々から名前を取った、「猩々木(しょうじょうぼく)」という和名が付けられています。
11月~1月にかけて開花し、クリスマスの定番の花でもあります。
「ポインセチア」というと、大きな赤い花のイメージを持つ人も多いかもしれませんが、実は花だと思っている部分は葉が変形した「苞(がく)」なのです。
実際の花は、華やかな苞に囲まれた中心部分です。
花は黄色で、花弁はなく粒状です。
今回は「ポインセチア」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「ポインセチア」の花言葉
「ポインセチア」の花言葉は、基本的には「祝福」「幸運を祈る」という意味が有名です。
色鮮やかで華やかな見た目の「ポインセチア」に、ぴったりな明るいイメージの意味です。
また、「清純」という意味もあります。
これは、メキシコの先住民族が「ポインセチア」の輝くような色を清純の象徴としていたことに由来すると言われています。
「ポインセチア」の花言葉(色別)
「ポインセチア」の基本的な花言葉を理解できたところで、色別の花言葉を見ていきましょう。
「ポインセチア」の赤色の花言葉
「祝福する」「幸運を祈る」「聖夜」「私の心は燃えている」となります。
これは、イエスキリストが誕生した直後に空に星が見え、「ポインセチア」が星に似ていることから、キリストの誕生した聖夜を祝う花とされたことが由来です。
まさにクリスマスの夜に、大切なパートナーに想いを伝えるのにぴったりな意味合いですね。
「ポインセチア」のピンク色の花言葉
「思いやり」「純潔」となります。
友人や、素敵だと思う女性に贈るといいでしょう。
「ポインセチア」の白色の花言葉
「慕われる人」「あなたの祝福を祈る」となります。
誕生日を迎えた相手や、結婚する友人をお祝いしたい時におすすめです。
お世話になった恩師や上司に、これからの活躍を祈って送るのも素敵ですね。
まとめ
「ポインセチア」は華やかな見た目だけでなく、花言葉も明るくポジティブなものばかりです。
花言葉をお調べの際はぜひ参考にしてください。